第202回「広島ラフカディオ・ハーンの会」参加記録
2017/06/05(Mon)
 6月3日(土)、第202回「広島ラフカディオ・ハーンの会」に参加いたしました。
 夫と早めに参加し、『雪女』の英文プリントを2枚重ねで折るお手伝いをして、板書の書き写しをします。
 先月休まれた鉄森さんや三島さんがこられたので、ほっとし、土谷一友さん・山本さんという新しい参加者もむかえての会になりました。
 今回、特別な話題として、風呂先生が安佐北区の大林小学校5年生の子ども達の作った『や・く・そ・く―根の谷川の小さな命の物語―』という冊子の紹介をしてくださいました。
 2014年の8月に起こった集中豪雨による広島土砂災害で、学校の近くの根の谷川やそれへそそぐ支流が、大量の雨水で押し出された土砂に襲われホタルのねぐらを破壊しホタルが激減。近隣の水辺に再びホタルをよみがえらせるよう『や・く・そ・く』することを子ども達が決意した冊子です。
 順に冊子を回してくださり、最後に私に回ってきましたので、全文読ませていただきました。子ども達の伸び伸びした絵の中に、災害以後、ホタルを見なくなったおばあさんが寂しがる様子から、なんとか以前のようにホタルがとびかうようにと願うようになり、ホタルを飼育して増やそうとする過程が描かれています。自然災害によって失ったものは多々あったと思います。しかし、子ども達がみずから自分たちの住む町にホタルを蘇らせたいと願いその気持ちを形にと方向付けをされた先生方の熱意に敬意を表したいと思います。
 このブログでも以前紹介したことがあるように思いますが、昭和31年・32年私が小学1・2年生のとき受け持ちだった池亀英子先生が、昭和60年に『まんさくの歌―竹地谷の子どもと共に』という本を出版されました。昭和52年に複式学級だった竹地谷小学校に赴任して1・2年生2人を受け持ってどの様に指導しようかと戸惑った挙句、53年以来続けて広島県科学賞に出品し入選、準特選、特選、ついに昭和55年には学校賞を受賞して、退職後この本を発行されたのです。たまたま実家に帰ったとき、食卓にあったこの本を読み、すぐに先生のところに行き、数十冊預かり、私の職場の職場研修が子ども文化科学館であった時売りました。さらに暇々にあちこち小学校を訪ねて売りさばきました。売上金を先生に渡すとき、はじめて先生にすこし恩返しができたように思いました。この参加記録を書く前に、所々子どもたちの観察記録や絵などが満載の実践記録を読み返し、さらに感動し、ハーンの会の参加記録にもかかわらず先生のことを書かずにはおれませんでした。
 映画『雪女』の感想では、寺下さんが映画の最後に巳之吉がしあわせな話だったのだと思ったと話されました。しあわせとは、幸という字ではなく仕合せという字で書くしあわせですと話してくださいました。これにはびっくりしました。私は幸子という名前で、自分の幸子の幸という字の語源はよく承知しておりました。幸という字を横に寝せると、真ん中のあいたところに罪人の手が入った手かせで、こういうことにならなくてよかったの意味です。最近、古文書で倖という字にであいました。私の漢和辞典で調べたばかりでした。これは思いもよらぬ幸運という意味でした。何の因果かこの世に生まれての、しあわせについて考えました。
スポンサーサイト
この記事のURL | 未分類 | コメント(2) | TB(0) | ▲ top
<<『小泉八雲の社会思想』 | メイン | 白滝山登山>>
コメント
-  -
 お元気のようで、ほっと致しました。
此のところ記事の更新がありませんでしたので、臥せっておられるのかと気がかりでしたが、本日の記事で安心致しました。
こちらは梅雨に入りそうで未だのようで、晴天が続き、すっかり夏らしくなりました。衣類の整理や夏布団の襟カバーの始末が間に合わず、これからの暑さがどうなりますことやら、いつも後追い仕事で間に合わせる始末です。
 ハーンの会に於いて、様々な研究や懇談が交わされているのですね。佳きご友人達に恵まれ、好きな文学に親しみ合い深め合えることは幸いです。なお幸いの語源など知らずにおりましたが、詞の創られた過程や源を調べるのも面白そうですね。
2017/06/06 18:09  | URL | みどり #-[ 編集]
-  -
ハーンの会では、佳き友ではなく佳き先生方です。幸せです。 
 このたびはほんとに山の頂上でダウンして自信を無くしました。できるだけ、体を休めて栄養を取るように頑張っています。体重があと1キロふえればもとどおりになります。
 こんな時は寒川猫持の本がいいということがわかって読んでいました。
バツイチの歌
 あれも駄目これもダメよとやかましき妻の小言を聞きたかりけり
 男ならたれか女房をこいざらむおまえいなくてさみしゅてならぬ
〈妻をめとらば才たけてみめうるわしくなさけある〉鉄幹のばか 
 
                           等々です。
2017/06/06 21:29  | URL | 深山あかね #-[ 編集]
コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する


▲ top
トラックバック
トラックバックURL
→http://yamanbachindochu.blog106.fc2.com/tb.php/1007-d191bd6c

| メイン |