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『空海』
2018/02/14(Wed)
 小学学館学習漫画少年少女人物日本の歴史 『空海』―真言宗を開いた弘法大師―を読みました。
 我が家の裏山には山頂近くに福王寺という真言宗のお寺があります。
 天長5年(828)に弘法大師により開基されたと伝えられています。
 それで、福王寺山は「、秋の高野山」とも言われているのです。
 私も夫も浄土真宗の家に生まれましたので、浄土真宗の仏壇を備えておりますが、何しろ裏山が由緒ある真言宗のお寺ですので、その教えも知りたいものです。
 830年、
 「帝(淳和天皇)からお手紙です!」
 「うむ・・・・。」
 「帝は何と言ってこられました?」
 「真言密教の教えをまとめてさしだすようにとのことだ。」
 「何をお書きになるのですか?」
 「うむ。これまで説いてきたことを、そのままに・・・。密教と他の宗派のちがいを、はっきり天下に示すのだ!」
 「だれでも努力すれば、親からもらった体のままで仏の世界に入れる・・・。ほかの宗派の教えをつつみこむように、密教の世界をといてみようと思っている。」
 「どのようにですか?」
 とマンガが進み、次ページで、第十住心の大日如来を中心に、それを右上から左上まで包むように第一住心から第九住心までの絵が書かれていて曼荼羅が描かれています。
 第一住心―動物と同じように本能のままに行動するような心な段階。
 第二住心―他人への思いやりの心や施しの心が芽生える段階。
 第三住心―自分より優れた神を認め、宗教を求める心が起こる段階。
 第四住心―欲望を断ち切り、すべてあるがままで満足し、それ以上求めない心の段階。
 第五住心―世の中の道理を見極め、自分の心身の安らかさを願い求める心の段階。
 第六住心―他人の苦しみを自分の苦しみとし、人々の苦しみを救おうとする心の段階
 第七住心―世の中のものは、もともと固定されたものではないと知り、自分の心の永遠性を見極めた段階。
 第八住心―自分も世の中のものも、もともとはひとつであると知る心の段階。
 第九住心―自分と大自然は対立しているように見えるが、ひとつに結びついていることを知る心の段階。
 第十住心―大日如来の知恵と慈悲が、そのまま表現された世界で、すべてのものに無限の価値が秘められていることに気づく心の段階。

 「というように、人間の心の発展の段階を十に分けて、各宗派をそれぞれにあてはめて言い表すのじゃ」
 「「密教が第九住心を包み込んでいますね。」
 「そうじゃ。密教の特徴は第九住心までとは違って、あらゆるものに価値を認め、また、だれでも第十住心の世界に到達できると説いていることじゃ。」
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