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お見舞い
2018/03/20(Tue)
 古文書の解読を教えていただいている加川さんが、7日水曜日に入院されてしまいました。
わたしがそのことを知ったのが13日でした。6日の火曜日に古文書を教わりに行って、次の12日の火曜日いつもの3時に行くと留守で、2時間置いて5時に行くとやはり留守だったので、隣の知人に尋ねて分かったのです。
 それから、今日が3度目のお見舞いでした。
 起きあがってベットに座って、持って行った夫の手作りのヨーグルトを2度に分けて美味しいといって食べてくださいました。ほとんど寝たきりでまったく歩いておられないので、背中や肩や首、足などを40分くらいさすってあげました。何だか涙が出そうでたまりませんでした。

 わたしが昨年末体調を崩して、夫に古文書のやり過ぎだと注意され、しばらく古文書を休んでいました。2月の終わりに、『学頭智洞 三業惑乱御吟味誌』を出してこられ、「これを・・・」といわれ、一緒にやろうと導いてくださっているのだと、借りて帰ってばらして、夫の体調のいい時にパソコンに入力してコピーを取ってもらいました。108ページと135ページの2冊でその作業は大変でした。そして、体調を考えて教わるのは1週間に火曜日の1回に決めて、6日は2ページわかるところだけ解読していったのですが、5ページまで助けられながら読まされてしまいました。そうなると、次の週までに5ページの復習と、5ページの予習が必要と、またまた、苦心惨憺の解読が始まりました。そうこうしているうちに内容の重要さに気づいてきたので、夫の忠告を尻目に毎日毎日辞書をめくっての勉強が始まりました。

 加川さんも本当に和歌を作ることが大好きで、ほとんど1日中、パソコンが手元に置かれている机に向かっての生活をしておられました。1日2回訪ねてこられるホームヘルパーの方たちも親切で、静かに落ち着いた生活の中に変化を見つけての短歌づくりでした。古文書は、やめられて10年のち、私に乞われて教えてくださるようになり、私に合わせて解読しやすいものから少しずつ読み返すことで昔の趣味がよみがえってきていたのでした。

 今にして思えば、古文書を読むことで、日本に生まれ、古く日本に生きた人たちの筆の跡をたどることで、自分の来たったところを加川さんに導かれてなぞり、そのことが、魂の救いにもなっているように思えてくるのでした。
 
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