第212回「広島ラフカディオ・ハーンの会」参加記録
2018/04/09(Mon)
 4月7日、風呂先生がお亡くなりになって、だんだんとその悲しみが深まっていく中で、それでも、この寂しさを分かり合える会員の方たちに会え、そして、風呂先生の奥様に会えると思っての、第212回「広島ラフカディオ・ハーンの会」への参加になりました。
 最初に、先生ご存命の時から、必ず会の初めに歌った”Believe me If ”を歌いました。
 貝嶋先生が、日程の説明を含めた挨拶をしてくださり、さらに、ゲストとしておいでくださり私たち会員ともおなじみになっている井野口慧子さんの紹介がありました。
 そして、風呂先生の奥様をお招きして、奥様からお話をいただきました。
 ハーン研究の書籍に囲まれて、一人残された奥様が愛しく思われて涙が出そうでした。
 あと、参加者一人一人が亡き風呂先生への思いを伝えて、風呂先生を偲びました。それぞれに先生とのかかわりを大切にしている思いが伝わってきて先生のご遺徳がしのばれます。
 つづいて、風呂先生の奥様を囲んでの記念の撮影がありました。私がこの会に初めて参加させていただいた165回のハーンの会以後、懇親会場以外での写真撮影はありませんでしたが、昨年秋とこの度、比治山大学の校内で貝嶋先生が撮影してくださり、大変記念になりました。風呂先生を囲んでの写真と、風呂先生の奥様を囲んでの写真とになり、この会が風呂先生を失うという大きな節目に、会員の方々が、皆さん風呂先生の灯されたハーン顕彰の火を、絶やすまいとする熱い決意の記念になりました。

 そのあと、伊藤先生の、「宮沢賢治とラフカディオ・ハーン」と題しての発表がありました。
 長年大学で、宮沢賢治について研究されてきた方だけに、まず第一歩の発表に、宮沢賢治とラフカディオ・ハーンについて調べてみようとされる、先生のとても真摯な姿勢をうかがい知ることができました。
 この世に生を受けて、誰しも「雨にも負けず風にも負けず、夏の暑さにも負けぬ丈夫な体を持・・・・」って生きていきたいと願うその率直な気持ち、その言葉から、文学への、あるいは生きていくことへのなにがしかの努力が始まった。そんな思いを持つのは、私一人ではないはずで、浄土真宗などの他力本願的な仏教とはまた一味違った、仏教者として信じるだけには収まらず、信仰を通じて、苦しく悲惨な生活のなかにも、なにか喜びや、夢を見ることのできるそんなものを見つめた宮沢賢治に出合わせていただける今後の研究発表にもおおいに、期待ができそうな感じがする発表でした。
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