FC2ブログ
『見残しの塔』・『破落戸』・『二枚目』
2018/07/22(Sun)
 朦朧とするような暑さがつづいています。
 このような中での、被災地の方々の体力に思いを馳せます。
 此度の災害では私の住まう団地が襲われるのではと思っていたので、明日は我が身、紙一重といった思いがよぎります。無理をしないでいただきたいとの思いがつのります。

 久木綾子著『見残しの塔』、諸田玲子著『破落戸(ごろつき)』、松井今朝子著『二枚目』、三作とも、裏山登りで出合う方々が貸してくださった本です。
初めて出会う作家ばかりです。
 それぞれの作品の帯に書かれている文章を読んで、ああそうだったと思い出すのがやっとというので、列記しておきます。
 
 『見残しの塔』では、時は室町中期。宮大工を志願して九州の隠れ里から出奔した青年左右近(さうちか)。一方、若さの国から母を尋ねて旅に出たのは、新田義貞の血を引く清らかな姫・初子。国法・瑠璃光寺五重塔建設に賭ける番匠たち、そして塔の下で交錯する誇り高き人々の運命を描いて日本人の魂に爽やかに響く、傑作歴史長編の誕生!解説・桜井よしこ

 『破落戸』 文化人を弾圧し悪名高い「天保の改革」。瓢六は弥左衛門やお奈緒らと陰に陽に立ち向かうが、やがて圧制者たちも決して一枚岩ではないことに気付く。「妖怪」こと鳥居耀蔵の裏切り、それによる水野越前守の失脚と復活。一方瓢六は勝家の若き当主・麟太郎と親交を深める。時代はうねり、活劇シリーズいよいよ佳境へ。解説・大矢博子

 『二枚目』 人気狂言作者・並木五瓶の弟子拍子郎は、今日も”町のうわさ”を集め、師匠のうちにやって来た。材木問屋の祟り、芝居小屋での娘の神隠し事件、吉原の女郎あがりと大店に勤める手代の心中事件・・・・・・・・。拍子郎は遭遇する事件の真相を、五瓶とその妻の小でん、料理茶屋のおあさ、北町奉行所に勤めている兄を巻き込んで、次々と明らかにしていく。江戸に生きる男と女の心の機微が織りなす、粋で心優しい捕物朝の
傑作シリーズ第2弾。(解説・安部譲二)

 読んだ順に難しかった。という印象です。とくに、『見残しの塔』は難しく、私は、此の中では、塔がどのような工法で立ち上がっていくのかを興味の対象にして読んだのですが、なかなか分かりにくく、かといって、著者の意図として何を中心に読めばいいのかよくわからなかった作品と言えます。
 やっぱり暑さのせいかしらと思うばかりです。
スポンサーサイト
この記事のURL | 未分類 | コメント(0) | TB(0) | ▲ top
<<『かたつむりちょうじゃ』 | メイン | 『夏目漱石を楽しむ』―木曜会―>>
コメント
コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する


▲ top
トラックバック
トラックバックURL
→http://yamanbachindochu.blog106.fc2.com/tb.php/1107-40b14973

| メイン |