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『かたつむりちょうじゃ』のつづき
2018/07/28(Sat)
 おひゃくしょうさんは、しかたなくちょうじゃさんのところへいってたのみました。「だれかうちのむすこのよめになってください。」するといちばんしたのむすめさんがいいました。「わたしがおよめになります。」
 
 かたつむりのおよめさんになったむすめさんは きがやさしくて どこへいくときもかたつむりを きもののたもとにいれてくれました。あるひ、はたけにでかけたら、てつぼうをくわえたおおきなへびが いしのうえにすわっていました・

 それをみて たもとのかたつむりがいいました。「あのてつぼうをとってきてくれ。」むすめさんはこわごわへびのところへいき、てつぼうをとりました。「てつぼうで おらをたたけ。」かたつむりがたもとからとびだしました。

 あいてがかたつむりといっても だいじなおむこさんです。たたくなんてとんでもありません。むすめさんがこまっていると、かたつむりがさけびました。「さあ、はやくたたけ!」むすめさんは てつぼうをふりあげ、かたつむりを たたきました。

 そのとたん、からがわれ かたつむりはみるみるおおきくなって にんげんのわかもののすがたになりました。わかものはむすめさんのてをにぎり、「ありがとう、おらのよめさん。」といいました。

 わかものとよめさんは おとうさんやおかあさんをたすけて いっしょうけんめいはたらきました。やがて、かたつむりちょうじゃとやばれる かねもちになりました。

                            おしまい

 人間のむすめが人間以外のものと結ばれる昔話。全国にあるらしい「たにし長者」の昔話。でもこれは、広島県に伝わる昔話からとった作品だそうです。

 いや、いま、プラトンの『国家』の上下、上の172ページ、まだ上の半分にも達していません。それで一休みして、小さくてかわいい絵本「かたつむり長者」を読みました。そして、あいだにもう一つ、NHKテキスト8月号新着の若松英輔の「走れメロス」の解説書を読んでいます。
 そのなかに、・・・・「王」が変われば、その「国」のありようも変わってきます。・・・
という一文があります。太宰治はこの作品は、古代ギリシャの神話とシラーの詩「人質」から着想したと述べているそうですが、その文脈にプラトンの愛弟子ディオンが登場します。
 ああ、やっぱり現実にもどって、プラトンの『国家』を読み進もうの思いに立ち返りました。


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