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『生命の逆襲』
2018/09/20(Thu)
 福岡伸一著 『生命の逆襲』を読みました。
朝日新聞出版より、20013年4月初版で、定価1400円+税です。

 週刊誌「AERA」に連載中の生物学コラムをまとめ、編集しなおした本だそうです。
 彼は、『ドリトル先生の不思議な旅』の、ドリトル先生への憧れを、先に読んだ3冊の本のなかでもたびたび話していました。その、ドリトル先生が、もし、現代に生きたとしたら、今日の私たちのあり方・考え方に対して嘆くことは間違いありません。「おお、なんたることか。人間はそんなに偉い生き物ではない。浅知恵で生命をコントロールしようたって、そんなものは結局のところ、大いなるしっぺ返しを受けることになる」というだろうと述べます。
 ≪進化の頂点に立っていると自負している人間ですが、本当はそうではありません。38億年にわたる生命の時間の中で、ヒトが現れたのは、ほんのごく最近のこと。ほとんどの生物はヒトの大先輩にあたります。そして彼らもまた進化の試練をくぐり抜けて、現在、その頂点に立っているのです。・・・人間の思惑に対して、生物たちがどんなふうに逆襲を果たすかについて、あれこれ考察してみました。逆襲とはいえ、それは攻撃や復讐ではありません。常に教訓と展望を含んだ諭であり、寛容さの表れです。私たちは、ドリトル先生のように、彼らのささやきに耳を澄ませ、そしてリスペクト(敬意)を示さなければならないのです。≫とも述べています。

 私は、読んでいるとき、メモを取る時があります。
 この本では、「P62 多田」・「P90 人の細胞60兆個 2の46乗」・「P112 オス」・「P166 ip細胞」と、メモっています。後でゆっくり調べようと思ってのメモや読後記録を書く参考にするためでしょうか。
 とりあえず、「P62 多田」のために62ページを開きます。≪・・・・多田さんは専門分野である免疫制御の研究で大きな成果を上げるとともに、一般向けの著作の執筆、能の台本の創作、美術や芸術への関心など、幅広い興味と教養の持ち主でした。・・・・≫とあります。
 さっそく、ネットで検索してみました。なんと、1971年に抑制(サプレッサー)T細胞を発見するなど、免疫学者として優れた業績を残す。(現在ではサプレッサーT細胞の存在には疑問符がつけられている)とありました。福岡伸一博士も、動的平衡の破綻に気付いたのは、20年後であったと述べており、生物の研究の困難さについて考えさせられましたが、とりあえず、生命を構成する60兆個の細胞の不思議さの解明はほとんどなされていないと何度か書かれているのが頷けます。
 「P90 人の細胞60兆個 2の46乗」のメモは、計算してみようと思ったのでした。
 「P112 オス」 これは、私から見て、訳が分からない夫の行動様式(不必要なものを集めて捨てさせない)の謎が解ける優れものの話でした。
 「P166 ip細胞」のメモは、時の話題に上っていた時期がありました。もう一度ゆっくり読んでみようと思ったのだったのです。やはりここでも前のめりの人体実験の不可能性について述べざるをえなっかたようです。

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