『じどうかんものがたり』
2008/04/16(Wed)
財団法人 児童館育成推進財団 発行による 『じどうかんものがたり』を読む。

コミックである。
「數納賞」入選作品をもとに多くの方に児童館のことをもっと知って頂きたいと考え、親しみやすいマンガという形式を試みましたとある。

学園ものコミックが数多くある中、児童館ものもコミックが出たかともいえる。
全国で、膨大な学校人口(学校に在籍している人またそこに従事する教職員・事務員・現業員給食関係者などなど)に対してコミックマンガがあるのは当然だが、いまや少子化対策として児童館の普及率も上がってきており、児童館の存在も生活の中に日常化されていっているのかもしれない。

しかし、これは児童館関係者から見ると少し違っているのではなかろうか。児童館は普及しているけれどもその開設条件は学校のようにカリキュラムに至るまで画一化され義務教育として普及しているのとは違って、あらゆることが自治体によって違う。共通認識としてマンガコミックに表現できるものかどうかわからない。

児童館にかかわったいち個人の話であればまったくどのようであっても関係ない話ではあるが、児童館を描き、それを広報しようと言うことになればかなり違いがあると言うことだ。

この本には4つのものがたり
  「中学生と赤ちゃんの交流事業 愛しいって、こういうこと?」
  「難病の子どもを地域で支える虹の架け橋」
  「子ども主体の児童館まつり僕たちの夏」
  「中高生活動支援「町ING(まっちんぐ)児童館っておもしれえ!」
という実際に活動したことをレポートし優秀と認められたものが、マンガ化されている。
児童館における活動が、利用する人々に生きる喜びをあたえた記録が描かれている。
最初の話の中で、中学校にこの企画をしめして協力を要請したしたとき一番反対していた教頭先生が「性教育より効果がある」と思う部分がさもありなんといった感じがする。
実際には児童館はこれら4つのパターンの活動プラスもろもろのことに複合的に応えていく必要がある。
世の企業と同じく小さい施設ほどオールマイティーでなければいけないしお客を選ぶことも許されない。
児童館への需要が高まるなか、児童館が最低限住民になにがサービスされなければいけないかと言うことから考え直す時期に来ているような気がする。
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