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『文学の淵を渡る』
2020/07/24(Fri)
 大江健三郎・古井由吉著 『文学の淵を渡る』 を読みました。
 2015年に新潮社から出版された単行本です。

 古井由吉については、初めて知る名前なので、ネットで調べてみました。1937年生まれで、大江健三郎より2歳若く、2020年2月18日、今年亡くなられています。

 1日かけて、5ページから55ページまでしかない 「明快にして難解な言葉」 の章を読むのが精一杯でした。しかも、理解ができているとも思えません。日本のみならず外国の作家の作品や宗教書などについて論じらている部分では、ほとんどが読んだことのないものだけれど、家にある作家についてだけでもと本箱をあさるが、こんどはその作品が収録されていない。そんなとき一編の詩ができた。生まれて初めてといっていいくらいの詩。


   明快にして難解な言葉

 冷ややかな 冷房を効かせたような部屋
 毎日つづく 雨のあいまの7月の曇り空
 ブラインドからさしこむ 薄いあかり
 古井由吉と大江健三郎の対談を読む
 読めども 読めども
 明快な言葉のやり取りが難解
 こんな日に私は死んだ
 身体のなかから 魂がぬけて
 ふたりの対談を 魂だけが聞いている
 話題の「I am dead」という言葉を
 いまだ知らぬ 梅崎春生の『幻化』を

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コメント
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2020/07/28 13:38  | | #[ 編集]
-  -
みどりさんへ
コメントありがとうございました。
訂正についてもありがとうございました。
「I am dead」ということばは、
割合に欧米の作品にはおおく詩に読まれているのではないでしょうか。
志村さんの読まれた「ライフ・アフター・ライフ」も、志村さんの体験も、
そのようなものかなと読ませていただきました。
そこで志村さんの、「長生きはしてみるもんだ」との感想で、
わたしも日々読書を楽しんでいます。
2020/07/29 05:06  | URL | 深山あかね #-[ 編集]
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