「UFOが釧路に降りる」
2008/08/29(Fri)
村上春樹の 「UFOが釧路に降りる」 を読む。

 神戸淡路大震災の後のこと。
 その報道を何もせずに朝から晩までじーっと見ていた主婦が五日後に置手紙をして家を出て行く話である。
 手紙にはもう二度とここに戻ってくるつもりはない。
問題はあなたが私に何も与えてくれないことです。
もっとはっきり言えばあなたの仲に私に与えるべきものが何ひとつないことです。
あなたは優しくて親切でハンサムだけれど、あなたとの生活は、空気のかたまりと一緒に暮らしているみたいでした。
でもそれはあなた一人の責任ではありません。
あなたを好きになる女性はたくさんいると思います。
電話もかけてこないでください。
 どうしてこういうことになったのかまったく理解できない夫がある日同僚から休暇に小さな箱に入った荷物を釧路に届けるように頼まれる。
その箱を受け取りに来た女性2人に出会って3人で温泉ホテルに行く。
一人の女性は箱を受け取って先に帰っていき、後の一人と別れた奥さんの話しをする。
 要するに、自分には中身がないと言うことかと話す。中身とは一体なんだろうかと考えている話をすると、あの小さな箱にはいっていたものがあなたの中身ではないですか?とからかわれる。
と言う話である。

ほんとに一体自分の中身とは一体何なのだろうか。
最近、本も読まずに人様のブログを読んでいることが多くなった。
書かれてあることが、その人の中身ではないかと思えるのだが、さて・・・・・。
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