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『北朝鮮餓死か暴発か』 
2020/11/29(Sun)
 辺 真一 責任編集・訳 『北朝鮮餓死か暴発か』 を読みました。
 (株)ザ・マサダによる、1997年(平成9)の初版第1刷発行の単行本です。これも隣のご主人に頂いた本です。著者の辺 真一はプライムニュースなどでおなじみの評論家です。彼が50歳の時の責任編集・訳です。
文字も大きく読みやすく、かなり早く読みおえることができました。

 作品中ほとんどが、人民が次々と餓死していくようすが描かれています。
 生産した食料はほとんど取り上げられ、配給によって生活しています。配給が亡くなれば、当然の成り行きとして、草や木の皮や根っこを採ってきて食べるか、昆虫をはじめとする生き物をとって食べるか、人のものを盗むか、自分より階級の下の者から奪うか、他人や家族を殺して食べるか、国外へ亡命するかということになり、あらゆる方法の事例とそのあとの死が描かれて悲惨を極めます。これがいまから23年前後の北朝鮮の状況だというのです。

 金日成に引き続いて、金正日が最高指導者の時代です。かれは、経済的には韓国に劣っているが、韓国と戦争をすれば6分でソウルをめちゃくちゃに破壊することができるだけの準備をしています。あとは韓国に送ったスパイなどの扇動によって韓国内に内乱が起きるか、あるいは韓国軍の軍隊と同じ制服を着せて、攻め入ってきたと攻め入るきっかけを作るか、アメリカが介入するといえば、日本の東京を壊滅させる用意があることを主張してそれを阻むといって常に戦闘状態を想定しての態勢を整えているというのです。

 驚いたのは、214ページの朝鮮総連からの送金の実態でした。金正日は朝鮮総連からの送金を最大の金づるとみなしているとあります。80年代には1年間の送金額が6億ドルていどあったといいます。90年代については正確な数字はわからないがが、パチンコ屋不動産などの収入が減少し送金額は少なくなっているようだと述べています。

 金正恩の今の北朝鮮の人民の生活はどうかと気になるところです。

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