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『芸州新庄紀行』
2021/01/01(Fri)
桂主馬著 『芸州新庄紀行』 を読みました。
 松井卓子さんが12月に郵送してくださったものです。
 「通史会」をお休みしたので、「次から読むことにした古文書よ。」と、「広島と漱石」の会の会報と一緒にていねいに送ってくださったのです。
 その古文書と、古文書の読み下し文を活字印刷してあるものです。
 古文書は非常に読みにくく、最初は両方を見比べながら読むつもりでしたが、私には大変読みにくくお手上げで、読み下し文を読みました。本文を理解するために読むのですが、できるだけ本人がこういった音で口ずさみながら書いたのではないかということを考慮して読んでみたので、最初のほうは何度も読み返しました。

 ≪この芸州新庄紀行は、この本文其の他の文書の内容から見て、岩国藩吉川氏の筆頭家老桂主馬が、江戸中期、主家の命を受けて、先祖墳墓の地 秋の国新庄に墓参旅行をした報告文である。・・・・・≫

から始まる、この古文書の位置づけが丁寧に検証して記された活字文もつけ添えてあります。

 ゆく道々、馬子や、ところの年寄りなどに、毛利氏と陶氏の1554年前後の古戦場のあった場所などを聞いて、先祖への思いにふけっていると思えるところが何か所かあります。

吉川家のご先祖の地新庄での万徳院跡や海応寺などは、私も近年夫につれられて訪ねたことがあり、山奥なのに道路も整備されていたのに驚きながら吉川家の広島時代を懐かしんだものでした。

 また、この古文書と符合する書物として、吉川家次席家老香川正矩・景継父子による1695年の『陰徳太平記』が紹介されています。香川といえば、我が家にある『松陰逸話』という本の作者が香川政一という人だったことを思い出します。このブログに2010年11月と2019年5月と、2度記入していました。この香川政一著の
『松陰逸話』は山口県にも2冊しか現存していないことをどこかで読んだ気がして大切にしています。


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