『バカの壁』
2007/09/04(Tue)
養老猛司の『バカの壁』を読む

<生き物というのは、どんどん変化していくシステムだけれども、情報というのはその中でとまっている。
万物は流転するが、「万物は流転する」という言葉は流転しない。
それはイコール情報が流転しない、ということなのです.>

と今まで、普通に思っていたことが、実は全く反対ですよ、と知らされる。

<情報は日々刻々変化しつづけ、それを受け止める人間の方は変化しない。>

確かに普通にそんな風に思っていた。しかしよく考えてみると作者のいっているようにそれは間違っていると、分かってくる。

じつはこの本が出版され、話題になった頃、本屋で立ち読みをしたことがある。そして、その後、何かの週刊誌で大きく取り上げられているのを読んだり、テレビに出演されているのを見かけたりした。
もう一度丁寧に読んでみたいと思っていた。

  ※

 立ち読みをしているとき読んだ部分では、感心しているだけですんだのだけれど、そのあとそういった勘違いによって、起こる問題を提示されてくると感心しているだけでは済まされなくなる。

バカの壁はある種一元論に起因する面があるとも言う。
一元論と二元論は、宗教で言えば、一神教と多神教の違いになり、一神教は都市宗教で、多神教は自然宗教でもあるともいう。

都市宗教を持たざるを得ない環境に住んでいる私たちが、問題にぶつかたとき、特に教育問題等については、どのようにしたらいいのか、問題は深刻だ。
 私も、指摘されている「団魂の世代」の身であってみれば、なおさらのこと。
とりあえず、作者の提唱する「人間であればこうだろう」ということを検証してゆきたい。
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