『とっておけないはなし』
2008/11/14(Fri)
山代巴の講話 『とっておけないはなし』を読む。

山代巴は、広島県の出身である。

山代巴の『荷車の歌』の舞台となったところの人に嫁している友人が、夫が定年退職をしたので週のうち3日ないし4日は両親の亡くなった実家に帰って実家とその田畑の管理をしなければならないという。
 そのような話から、ふと山代巴のことを思っていて、図書館でこの本に出会ったのである。
 これは、講演を本にしたものであるらしいのだが、なかなか読みにくい。根を上げて放り出してしまった。

 本の出始めでは、戦後広島県の寒村では嫁は回覧板も読ませてもらえなかったという話から始まるので、私も自分が幼かった頃、父母から聞いた話を思い出し、それが今日このような世の中になるまでの話ならと興味津々であった。
 しかし、読み進んでいくと、自分がだんだん蚊帳の外に置かれていく。

 回覧板も読ませてもらえなかった嫁たちが、読書会を通じて回報のようなものをつくりる事からはじまって本を出版するようになるまでの話なのであるが、仲間内の話を仲間内の中でするような講演なので分かりにくい。

 山代巴といえば私たちの世代で知らない人も居ないくらい有名な作家である。彼女のもっといい本に出会いたいなと3分の1くらい読んで本を閉じる。


スポンサーサイト
この記事のURL | 未分類 | コメント(0) | TB(0) | ▲ top
<<『ある運命について』 ① | メイン |  『逃げる男』>>
コメント
コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する


▲ top
トラックバック
トラックバックURL
→http://yamanbachindochu.blog106.fc2.com/tb.php/155-e2454d26

| メイン |