『古代史をゆるがす 真実への7つの鍵』
2009/01/19(Mon)
古田武彦著 『古代史をゆるがす 真実への7つの鍵』 第一の鍵 足摺に古代巨岩文明があったを読む。

 1993年、『「邪馬台国」はなかった』を書いてから22年くらい後、高知県土佐清水市の足摺岬の足摺パシフィックホテルでの講演を再現したもの。
 
 BC12000 ~ BC 4000 縄文早期
 BC 4000 ~ BC 3000 縄文前期
 BC 3000 ~ BC 2000 縄文中期
 BC 2000 ~ BC 1000 縄文後期
 BC 1000 ~ BC  300 縄文晩期
 BC  300 ~ AD  300 弥生(各説若干異同あり)

 ひとことに、縄文弥生というけれど、ざっと縄文は11700年間、弥生は600年間ということをよく認識しておかなくてはいけない。なぜかというと、長い縄文期に色々な技術が発達したことを認識しなくてはいけないからだ。
 上記の表を改めてよく認識させることによって古田武彦氏は足摺の古代巨岩文明を聞き手に浮かび上がらせてくれる。
 また、巨岩遺跡についての検証は後に譲って、あらたに足摺岬の巨岩遺跡を見に行ったことで、『「邪馬台国」はなかった』に発表したこれまでの研究成果にますます確信を持っていく経緯が語られている。
 この講演と、『「邪馬台国」はなかった』を書いた22年の間にはそのほかの方面でもいろいろな発見があったことについても明らかにしてくれる。
 そのひとつ、エクアドルのバルディビア遺跡から、日本の縄文土器そくりの土器が出てきた。また、ブラジルやエクアドル、ペルーにかけて3500年前日本で言うと縄文後期のモンゴロイドの糞石の中から日本に多いい寄生虫が発見された。その寄生虫は22℃以下では死んでしまうものなので、ベーリング海峡を渡ることは出来ず黒潮に乗って船でやってきたということになるのである。
 いよいよ、縄文時代海洋民族である倭人は楠で作った船に乗って縄文式土器の甕に水を汲んでアンデス山脈のふもとのほうまで航海した様子を思い浮かべることが出来る。

 
 
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