『この国のかたち』 1 「朱子学の作用」
2009/02/18(Wed)
 司馬遼太郎著 『この国のかたち』 「朱子学の作用」を読む。
 明治維新の中心思想である尊皇攘夷という思想は朱子学の思想であるという。
 朱子学とは宋(960~1279)という対異民族問題のために終始悪戦苦闘した漢民族王朝下、中国史のそういった特殊事情下にうまれた思想であるという。
 それゆえに一種の危険思想で本来普遍性をもたない思想であるときっぱりいいきる。
 この朱子学は日本においては、後醍醐天皇がこの影響を受け我が天皇家を中国の王朝のようなものと錯覚したことから武家方と対立して南北朝の大乱を起こすに至ったとも言う。
 この尊皇攘夷思想がナショナリズムと結びついた時の歴史の悲惨さについてのべるとともにいまにいたってもこの宋学の思想が遺伝子のとしてのこっていることに苦味を感じることの感性をうながしている。
 水戸家が、二百数十年にわたって研究した学問の中心が朱子学にのっとった学問であっただけにそれは無益なものであったとものべている。


スポンサーサイト
この記事のURL | 未分類 | コメント(1) | TB(0) | ▲ top
<<『この国のかたち』1 「“雑貨屋”の帝国主義」 | メイン | 『この国のかたち』1>>
コメント
- こんにちは -
頑張って下さい!!
応援、ポチ、ポチ。
また来ますね!!!
2009/02/18 09:26  | URL | 元塾講師中里によるアフィリで楽しく毎日が給料日 #-[ 編集]
コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する


▲ top
トラックバック
トラックバックURL
→http://yamanbachindochu.blog106.fc2.com/tb.php/197-ee8f23f2

| メイン |