『異境』
2009/07/14(Tue)
 三浦朱門著 『異境』 を読む。

 「ジャングルの微笑」
 
 仏教遺跡で有名なアンコールワットの旅行会社で、日本人観光客相手の案内役をしている河合菊子は、アメリカの大学に留学している大学教師を夫に持ちながら、やはり日本人観光客相手の案内役をしている別の旅行会社に勤務してい吉野良一と同棲している。
 カンボジヤの情勢が不穏になり、プノンペンに引き上げるというときになって同棲相手の彼は旅行会社を辞職しテレビ会社に通訳兼運転手として残ると言い出す。
 一人日本に帰った菊子は、郵便ポストからアメリカの夫に新しく女性ができたので離婚してほしいという手紙を見出す。男にはもうコリゴリと、アンコールワット遺跡のジャングルの中にある石仏のようなむなしい微笑を浮かべるという話。

 異境にいたことが無いので異境でのむなしさというものの実感は無いがこんなものかしらと思った。

 
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