『メダカの花嫁学校』
2009/08/09(Sun)
 阿川佐和子著・『メダカの花嫁学校』を読む。

 1991年頃の作品。2000年に文庫化。それから更に9年。

 月日の流れるのは早い。

 まあ、彼女のついこの前のことのような気持ちで読んでしまったが差し支えないのではないだろうか。
 ただ、大きく違うのは、まだ、結婚願望があり、初々しい彼女の花嫁姿を期待できるかどうかというあたりが、違っているかもしれない。
 
 彼女のかわいい部分が出ている作品に、「殺し文句」というのがある。

 小学校の図書館でアルバイトをしていたときの体験談。

 低学年が良く利用する部屋に、高学年の男の子が入っている。
 しかも、靴を脱がずにひざ歩きでチョコチョコ入ってきていたので注意すると、またひざ歩きでチョコチョコ出ていき、立ち上がったとき、いきなり長身になったので、「君、どうでもいいけど大きいねえ」とみあげていうと、彼は低い声で「女は小さいほうがかわいいよ」とつぶやいて去っていったという。
 彼女は頬がボーっと紅潮したという。

 子どもたちと、毎日接していると、子どもであっても、人の気を引くことや、殺し文句でうならせる子どもに何年かに一度くらいの頻度で出会う。

 これはもう先天的な才能としかいいようが無い。

 終わりに壇ふみとの対話も載っていてそれもずいぶん面白い。
 
 この文庫本、ずいぶん読まれた形跡がありる。
 
 こうした、軽い感じの本も旅行の友や、夏バテのときにはいい。

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