『子どもの宇宙』
2009/11/07(Sat)
 河合隼雄著 『子どもの宇宙』 を読む。

 感動的な書だった。
 人間の心理にふれることに改めて感動を覚える。
 毎日人は子どもから老人まで何かに躓きながら生きている。
 実際何に躓いているのか、躓きから立ち上がることができるのか。躓いていることの意味は何なのかなどなど。
 
 この書では、「子どもの宇宙」について語ることによって、その宇宙が抑圧されることに対する危険性と、それから開放される可能性とについて解き明かす。
 そして、読者自身がいま持っている自分の宇宙についても考えが及んできて、躓きの意味についてふかく内証できそうな気がするのである。

 じつは我が家の蔵書で、蔵書といっても新書本。線引きや書き込みがたまにあるところを見ると読んでいるはずで、自分が興味を持ちそうなところにしるしがつけてあったりする。けれども殆ど覚えていないのがなんともつらい。それに、二度目であるにもかかわらず、そして新書本であるにもかかわらず読むのずいぶん時間がかかった。内容の深さが胸に重くのしかかって中々読み進めない。
 この前読んだときにはこれほど強い感銘を受けたかどうか・・・・。
 しかしいま、これからの仕事の中で、子どもの深い思いに心を砕いていくことでこの本から得た偶然のチャンスを見出せるようになれそうな気がしてくる。
 
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