『朝には紅顔ありて』
2009/12/20(Sun)
 西本願寺第二十四代門主大谷光真著 『朝には紅顔ありて』を読む。

 我が家は浄土真宗である。
 法要などのときにお寺さんのお話を聞かせていただくが、そのテキストとでも言うような書であった。
 門徒として、その話を聞くには本当にありがたいお話であるが、読み物としては、ずいぶん物足りない。
 仏教というものと、浄土真宗というものとのあいだをつなぐパイプがあまりにも無さ過ぎるからではないかと思える。
 ただ文中、サンフランシスコ条約のときの話が出てきて、それが仏教に繋げてあるのが興味深かったので引用しておこうと思う。

≪第二次世界大戦が終結し、敗戦国となった日本に対し、各国から賠償請求がなされました。当時、勝戦国イギリスの統治下にあったセイロン(現スリランカ)は、損害賠償の放棄をしました。そのときのセイロンの外務大臣・ジャネワルデネ氏は、サンフランシスコ講和条約締結の席上、お釈迦様の言葉を引いて、賠償請求を放棄する演説をしたといいます。
 もろもろの怨みは怨み返すことによっては、けっして鎮まらない。もろもろの怨みは怨み返さないことによって鎮まる。これは永遠の真理である。  『ダンマバダ』五≫


 

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