『ここまでわかった!日本軍「慰安婦」制度』
2010/01/12(Tue)
 日本の戦争責任資料センター・アクティブミュージアム・「女たちの戦争と平和資料館」編 『ここまでわかった!日本軍「慰安婦」制度』を読む。

 図書館でいそいで本を選んだ。一つの棚から選ぶことを決めその中で2005年以降の出版物を9冊選んだ。
 その中の一冊である。

 2007年12月10日発行

 2007年7月30日、米下院本会議で日本軍「慰安婦」問題に関する決議が満場一致で可決された。日本政府に対して明確な公的謝罪と責任の表明などを求める。
 これに対して時の総理大臣阿部首相は「日本軍が強制した証拠はない」と言い、そういったスタンスからの言動を批判するシンポジュームでの吉見義明・林 博史・西野留美子三者の報告と資料から構成されている。

 よく耳にする「慰安婦」問題は、第二次世界大戦の歴史的記述の中では、一番明らかにされていない部分であったことを感じさせる。
 まだまだその被害をめぐって裁判が行われており、この書も裁判陳述書を読むような部分もありその時の痛々しい情景を引き戻しての記述はまだまだ戦後は終わっていないと言った感じがする。
 戦場に戦士を送る場面や銃後を守る戦時中の女性の姿を想像することは多かったが、この書を読むと女性の徴収のされ方やその扱われ方や戦後の保障の問題ではまったく同姓としてはやるせない気がする。
 

 この書の中で日本軍とドイツ国防軍とナチのSSが「慰安婦」制度を作っておりこの二国が突出していたと言っていいと述べていることが印象的であった。
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コメント
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私は昭和天皇には残念に思うことがあります。亡くなる前に、国民に自分の戦争責任について、一言語って欲しかったと思います。そうすれば曖昧にされている多くのことが解決に向かったと考えています。黙ってあの世に旅立っても、多くの神様の中では相手にされていないと思うのですが。
2010/01/13 12:51  | URL | かわぐちえいこう #-[ 編集]
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 私の夫もせめて遺書にでも記して欲しかったともうします。
 さらに藤森長官がさせなかったのではないかと疑っています。
 私はのんきに庭の「アオキ」を見るとなぜか昭和天皇のことを思い出していますが、エイコウさんまでそういわれるのであればそうかもしれません。
2010/01/13 20:50  | URL | 深山あかね #-[ 編集]
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