『人生すごろく』
2007/08/08(Wed)
『人生すごろく』 柳楽文子

 この本は、知りあいの方に貸していただいた。
読み終わった後、お返ししようとしたら、「よろしかったらどうぞ。」と言ってくださった。
遠慮なくいただいて手元にある。 
出版所は島根日日新聞社。 
平成19年6月30日発行となっているからできたての本だ。
126ページでできている。

 開いて驚いた。文字が押し詰められたように並んでいるからだ。
読めるかしらと思わないではなかったが、読み始めると以外に苦にならなくなった。
 新聞に使われている活字なのかもしれない。

 「うつ病で入退院を繰り返しているかたが書かれたものでね。知っている方なので、病気のことは、本人はそうだったのかと思ったのよ。」のふれこみだった。
『カウンセリングがわかる本』東京カウンセリングセンター所長菅野泰蔵著を読みかけていたので、こんどはクライエントからのメッセージが読めると期待していた。
 
本は
 「介護日記①~⑩」
 「夜明け前」
 「神様にあわせて  ~八階東精神科開放病棟~」
 「おばあちゃん、赤ちゃんは?」
 「三刀屋川」
 「心の呟きが聞こえる」 島根日日新聞文学教室 古浦義巳

からなりたっていて、「神様にあわせて  ~八階東精神科開放病棟~」が私が期待したクライエントからのメッセージの部分だった。

 うつ病という病気のことがよくわからないので、相談所に行ってカウンセリングを受けるだの、病院にいって薬を処方していただくだの、入院するだの、どういうことで病気になるのか、どんな病状なのか、どのようにして治すのか。
 今の時代、うつ病は誰が、いつ罹ってもおかしくないと言われているだけに関心の高いところだがなかなか分からない。といったところが正直な感想だ。

 島根日日新聞文学教室 古浦義巳から寄せられた記事「心の呟きが聞こえる」を読んでこの本がどうして出来上がったのかよく分かった。 
 うつ病を患っていた作者はうつ病を癒すために文学教室にいきはじめ、2年くらい通った後しばらく間をおいて、この本がだされたのだった。

 「三刀屋川」はすばらしい作品だった。
ひとりの女性の人生をきれのいい文章でかかれていて、いっきに読みすすめることができた。
こんな作品をたくさんかいて私たち読者を喜ばせていただきたいと心からエールを送りたい。
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