「介護され体験」をしました
2010/02/24(Wed)
 一か月前、ときどき山に一緒に登る隣の奥さんに誘われて、12月近所の集会所で開催されている「いきいきサロン」に行ってみました。
 いってみると、なんと旧知の友達が主催していました。
 そのときの講師は、医師で市立のリハビリセンターの所長さんでした。リハビリという言葉と概念について話され医学部での初日の授業のようでした。

 友達の「手伝ってほしいんだけど」という言葉に、「私でできることがあれば」と約束して、先日約束の日が来て行ってきました。

 当日は「介護」ということで、介護の仕事をしているその友達が在宅介護をされている方々にたいして、便利な介護用品の紹介や、家にあるものを利用しての介護する人が身体をいためないで介護出来る方法について話します。友達が何もかも1人でやって大変そうです。つぎに実演で説明するとき、介護をされるモデルになって欲しいといわれモデルになりました。
 思ってもみなかった「介護され体験」。
 車椅子からベッドへといったような移動や着替えや洗浄のために体位を変えたりオムツを取り替えてもらったりの模擬体験をしたのですが、されてみると、意外なことに、何をどうされているのかまったくわかりません。ましてや横になるとまもなく眠気を催す私としてはなおさらでした。気分は、寝たきりで頭が朦朧としている介護される人と似ているかもしれません。

 「されてみてどうでしたか?」の問いに「介護用品って、まったく介護者のために便利がよければいいのですね。体にどこも痛いところがないからかもしれませんが、介護者が楽であれば介護される方も楽なのではないかと思いました。」と言いましたがそれが正直な感想でした。

 この実演で、いちばん困難だったことはクライエントがベッドの上でなぜかだんだん下にずれていくので、それを上に引き上げる作業だということでした。そこは私が力の無い女性ばかりの職場の経験で、滑りやすいものを間に介在させることでらくに引き上げる提言をしました。案外違った職種の人からも適切なアドバイスができるかもしれないと思いました。

 集まってきた人は家で、夫などを在宅介護をされている方々だそうですが、友達がその方々の実態を承知していて「困ったときは声かけてください」と笑顔で声がけをしているのが印象的でした。

 「がんばっているのね」というと、「無料で講師をやってくれる人を探しているのよ。」といいます。「医療生協や介護用品会社や色々あるじゃない」というと「そういうところに来ていただくと集会所を貸してくれないのよ」と言うことでした。
 「社会資本はいくらもあるのにね」とため息をついて別れました。


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