『長門守の陰謀』
2010/06/27(Sun)
 藤沢周平著 『長門守の陰謀』 を読む。
 
 えっ!だれがどこの藩にだれを藩主に据えようとしているんですって?
と、わかりにくいので、最初のほうを2・3度読みなおす。
 結局なかごろまで読んで、事情が飲み込める。
 長門藩の藩主長門守忠重が、隣の兄忠勝の庄内藩をも自分の思うとおりにしようと忠重の息子の九八郎を次代藩主にと思っているということがわかった。

 庄内藩では、忠勝は弟の忠重を溺愛しており、忠勝が忠重の希望を叶えかねないので早くから忠重派ができており、忠勝の息子忠当(ただまさ)を次代藩主にと思っている派と、藩が二分されるようなことになると藩が取り潰しになると危惧している。それに、忠重は百姓一揆が起きるほどの暴君で知れ渡っているのでこんな人が藩を思うようにするようになってはいけないと危惧するのである。
 しかし忠重は執拗で反忠重は結局処罰を受けるようなことになる。
 ところが九八郎が次代藩主を断ったので、忠勝の息子忠当(ただまさ)を次代藩主になる。
陰謀を企てた長門の守の忠重。このような人に翻弄された人はほんとに人生を棒に振ってしまう。
 
 今の世でもこんなことの繰り返しかもしれない。
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