『こころの回廊』 Ⅳ
2010/10/14(Thu)
 渡辺郁夫著 『こころの回廊』 を読む。Ⅳ

 「六連島」では、おかるの「於軽同行之碑」が立つ西教寺をたずねる。
 港から島の台地までの急な坂
 「重荷せおうて 山坂すれど ご恩思えば苦にならず」
 そして花畑
 「ああうれし みのりの風に みをまかせ いつもやよいの ここちこそすれ」
 と救われた喜びの歌を紹介する。
 さらに「おかるとみすゞ」でも
 「鮎は瀬に住む 小鳥は森に わたしゃ六字の内にすむ」
と著者は歌が念仏か念仏が歌かと、おなじ下関で歌う金子みすゞの童謡に重ねる。
 金子みすゞの作品が矢崎節夫によって発見されるのが1982年、辛酉のあくる年となる。
 「みすゞ夢の城」では、下関にあった商品館のまかされていた書店、ある銀行の下関支店の歩道に記念碑がある。そこにみすゞの大正のロマンティシズムと、少女のロマンティシズム、それに信仰のロマンティシズムが融合してひとつの稀有な花を咲かせたと歌う。

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