『小説家のメニュー』
2011/01/29(Sat)
 開高健著 『小説家のメニュー』を読む。

 世界のいろんなところを旅した開高健の世界の「美味・珍味・奇味・怪味・媚味・魔味・幻味・幼味・妖味・天味」の紹介をしてくれる。

 ずっと風邪気味で胃腸が弱っているいるのに、これだけ世界中のおいしい食べ物の話を読むとつい食欲が出て、本を閉じては台所に行き。何かしらおいしそうなものを見つけては食べながら本を読むのでよけいに胃腸を悪くしてしまった。

 紹介されたものは、アマゾン川のピラニアであったりどこかの国のねずみであったりするのでどうせ口にすることはない。ただひとつマツタケについて日本の食材が挙げられる。しかも西日本のマツタケが香りも良いという。

 だけど、私にすれば、以前子どもをつれてマツタケを取りにいったとき、マツタケ3本くらいとシメジをいっぱい採った。もちろんいずれも天然ものであったが、そのシメジのおいしかったことは私の語り草だがマツタケは高価だというだけであってシメジやコウタケに比べれば特別おいしいものとは思わない。きのこは実はおいしいものはまだまだほかにもあって、でもその城を知っているものはほとんどこの世にはいなくなった。里山も荒れて幻のきのことなったのだ。

 おいしい食べ物は地域によってもいろいろだが時代によってもいろいろだ。
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コメント
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隣のおじさんが一度松茸を食べたいと言って、横浜の息子さんが送ってくれたことがあります。食べ方を知らないというので、私が七輪を持っていき、玄関で焼きます。まずいといい、おじさんあとは全部食べてもいいといいます。私の妻が松茸御飯をつくったのはおいしいと言って食べました。後は私が焼いてビールです。大きいの3本ほど食べましたが、地元の椎茸よりうまくはなかったです。あれは見た目の雄雄しさが、価値を高めているように思いますが。広島あたりの美しいお姫様が、美味しいというので、有名になったという「松茸姫」という昔し話はありませんか?北海道の置戸町というところの巨大松茸モドキがあるそうです。それを冗談でチョッピリ品のない話をつくり、その町の友人に手紙を書いたら、そこの町の商工会の広報誌に掲載されたという話がありました。その広報は確かめていませんが、私はその程度の味覚しかありません。
2011/02/08 11:30  | URL | かわぐちえいこう #-[ 編集]
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 ぜひわたしも読んでみたかったです。
 「掃き溜めに鶴」なんていいますが、もしかしたらきのこはそんなところがさらに醗酵したころ、異様な香りをたずさえて出没します。この嗅覚にこの味覚というほどのものでしょうか。そんな嗅覚・味覚の持ち主にはこたえられない広報だったのではないでしょうか。
2011/02/08 12:07  | URL | 深山あかね #-[ 編集]
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