『相対性理論』
2011/09/17(Sat)
 総監修大林辰蔵・責任編集坪野公夫著 『相対性理論』 を読む。

 これは、サイエンス コミックで森有子という人が描いている。
 相対性理論というものが、理論的にも、一般常識的にも、生理的にもまったく理解できていない私で、よって、これは言いようによっては私にとって幽霊の話となんら代わりがない。

だからこの残暑の暑さに負けてよんだ一冊ともいえる。

幽霊には足がないと一般的にいわれているが、読後感としては足がない幽霊との感触は大して変わらない。

 生きていたAさんと化けて出たA´さん。それは「特殊相対性理論」から「一般相対性理論」への認識の変化とも思える。

 質量が光速の二乗をかけたエネルギィーになる。

 光速(秒速30万キロメートル)より早い運動を身近で体験することができないので、この理論を生理的に体感することができないために、私が了解不可能になると言い訳をしているが、科学者たちの実験でもそれは無理なことなのに、アインシュタインは一人の力によって、この理論を作り上げた奇跡の人である。

 1グラムの質量を全部エネルギィーに変えたとすると、なんと250億ワット時という膨大な電力を作り出すことができる。重水素を融合させてヘリュームを作るその質量の差が原子核エネルギィーとなる。原子炉はその反応速度を適当に調節する。
逆に一つの原子核が二つに分裂する過程で軽くなった分だけエネルギィーを爆発的に連鎖反応を進むように外に放出させるのが核爆発だ。

 読み終えてなお、アインシュタインの果たせなかった夢、「統一場理論」の研究の成果を見て人類の物理学の集大成がなった後の核エネルギィーが、完全に安全なものとなるかどうかは、やはり疑わしいものと思う。
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コメント
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よくこんなむずかしいものを読みますね。9月24日の北海道新聞に、名古屋大学の実験チームがニュートリノは光より早く、相対性理論の前提を覆す発見をしたというような記事がでていました。なんでもタイムマシンも可能になるというようなことを書いていましたが、私にはよくわかりません。あかねさんのこのブログをみて、新聞を読み返してみただけです。
2011/10/01 15:48  | URL | かわぐちえいこう #-[ 編集]
- えいこうさん -
 私は新聞を購読していないので、新聞の記事について論じるのは、正確さを欠くので間違いがありそうで不安ですが、この研究の成果はたしか小柴さんによって反論されました。もし、光より早いのであればスーパーカミオカンデでそのように観測されているはずであるがと・・・・。
相対性理論はニュートリノなどによる素粒子物理学によって制覇されることは間違いないようですが、まだニュートリノの性質の解明研究に踏み出したところです。「やればできる」の小柴さん。小柴さんの研究室から素粒子物理のノーベル物理学賞が出る日をたのしみに待ちましょう。
 『相対性理論』は、たしかに難しい内容です。こんな難しいことを私のようにわからない者にさもわかったように説明できる人はえらい人です。コミックを書く人は偉いのです。ひろさちやさんの本もコミックや、小学生新聞に子供の質問に答えて書いたものをまとめた本のほうがよくわかるのです。このわかりすぎるところが、密教のかたがたに気に入らないのです。わかりやすくなる段階できっと論理がどこかでなにかに摩り替わってくるのでしょう。
2011/10/01 22:47  | URL | 深山あかね #-[ 編集]
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