『広島の峠を歩く』
2012/01/24(Tue)
大坂佳照著 『広島の峠を歩く』を読む

 読んだというより 、目次を見て自分の知っている峠について認識するのみである。
著者は定年退職のあと広島県各地の峠を歩かれて峠を拡張発展型と生活道型と懐古型との三通りに分類整理してさらに機能喪失型を付記されあわせて123の峠を歩かれたことになっている。

 表題を見て、上根峠、明神峠、鍵掛峠、赤名峠の名前が浮かんだ程度であったが、ずいぶんたくさんある。
 目次では123もの峠にそれぞれ、「32上根峠かみねとうげ 268M・可部大林ー上根  085」というふうに峠の名前の読みと、標高とどこからどこまでと記されていて、そういえばそうそうと思うところや、通ったことのあるところについて読んでみる。
 大人になるやの車の生活なので、峠の坂道への勾配や長さについての実感がほとんどないに等しい生活をしてきたが、車に乗らない著者の歩いての実感は、読書の歩みをも踏みとどまらせる。
 阪神淡路大震災以後話題になった活断層などの地形が作り出す峠が私の住まいから10kmくらいのところにあり、さらに私の住まいから反対方向に15キロくらい行ったところにある急勾配の峠が実はつながっていて巨大な活断層であることをうかがい知ることができる。
 また、私の実家の近くにある峠が、古い持代、鉄を運ぶために作られたものであることなどを知ると、あらためて往古の人々の産業や通行の様子を思い浮かべることもできる。
 著者は郷土史研究をされているかただということだが、峠を歩いて調べることだけでも、こんなに楽しいことを充分に教えてくれる。


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コメント
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 暖かくなりましたら、歩いてみたい峠もありそうです。
此方は台地ですので、四方八方につながり下る道が多く本筋道の勾配は、かなりあるのです。
右側へ下るのと左側に下るのでは、行き場がまったく反対になりますから、通常は左側方面へは殆ど行きません。
選挙などには左道を20分前後、往復40分は歩きますから、車の無い高齢者は棄権が増えています。
それでも不便の見返りのように、かなり自然が残されているのが心の慰めです。
 早く、暖かくなればいいですね。
2012/02/09 16:16  | URL | みどり #-[ 編集]
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 コメントありがとうございます。
 コメントに気づかないでいました。
 枕元にみどりさんからのお手紙をおいております。
 夫が、みどりさんからの情報を喜んでいます。
 私もみどりさんのご主人の文章を読んでみどりさんからイメージしていたご主人とはずいぶん違うような感想を持ちました。
 いろんな気持ちをお伝えしたいのですが、15日に広島県病院に二週間入院して耳の手術をすることになりました。その間仕事を休ませていただくので、いまのうち休まず、仕事の相手に休みを取っていただこうと一人勤務をして、あいまに夫に付き添ってもらって病院へ行ったり、保険のことを聞きに行ったり、耳の周りをそり落とすと言うことなのでニット帽を編んだりしています。(ダンスにかぶっていったらこれが意外と好評で昔ほどいて湯のししてあった毛糸であと2つも編んでしまいました)今日は入院中に読む本を買いに行きました。33歳で今の仕事についてはじめての長期の休みですこしワクワクしています。退院したら3月です。またよろしくお願いします。
 
 
 
2012/02/11 22:50  | URL | 深山あかね #-[ 編集]
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