『鈍色の歳時記』
2012/06/03(Sun)
 阿刀田高著 『鈍色の歳時記』 を読む
 『鈍色の歳時記』の鈍色はにびいろと読むのだそうだ。
 12の短編からなる。
 タイトルには、それぞれ説明書がありるので、この度はそれをメモる。
 「冬日和」 三冬  太平洋側はからりと晴れ渡ることが多い。厳寒の候に多い。さえ渡った晴天をいう。
 「豆撒き」 晩冬 節分の宵に神社仏閣、一般の家庭で行う追儺(ついな)の豆撒きのこと。豆撒きのあと自分の年齢の数だけ食べる風習がある。
 「水ぬるむ」 仲春 寒さがゆるみ、氷も解け、沼や池の底にひそんでいた魚も動きはじめ、春の動きが感じられてくること。
 「黄水仙」 仲春 水仙の一種。三、四月ごろ鮮黄色の花が開く。観賞用の多年草。
 「父の日」 仲夏 六月の第三日曜日。父に感謝を捧げる日とされる。ネクタイなど小物を父親にプレゼントする習慣が定着してきた。
 「半夏生(はんげしょう)」 仲夏 二十四節気七十二候のうち、夏至の第三候に当たる日。夏至から数えて十一日目。
 「百物語」 晩夏 夏の夜、怪談で涼しさを味わうという趣向の催し。百本の蝋燭を立て、一つの恐ろしい話をしては、一本ずつ消してゆき、百本目の蝋燭を消すと、本当に化け物が出るという。
 「油照り」 晩夏 どんよりと曇って風が無く、汗ばむような蒸し暑い日和。「待宵」 仲秋 陰暦八月十四日の夜。十五夜の月を待つ夜のこと。明日の晴天がはかりがたいとして、十四日の月を賞する。小望月とも言う。
 「鉦叩き(かねたたき)」 初秋 コオロギの仲間で、灌木や庭の植え込みなどに棲み、鉦を叩くような単音で鳴く。
 「秋出水(あきでみず) 仲秋 台風などで河川の水かさが増し、堤防が決壊して大水が出る。一年のうちでも被害が大きいとされる。
 「年の瀬」 仲冬 十二月になってからを言う。特に十二月も押し詰まった時期をさすこともある。正月の準備にかかる時期。

 「オール読物」に1月から12月まで、この言葉から、連想して物語を作ってみましたといった感じの作品。
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