『ブラッドベリ、自作を語る』
2012/07/16(Mon)
ブラッドベリ サム・ウェラー著 小川高義訳 『ブラッドベリ、自作を語る』を読む。
 図書館の新刊案内のコーナーで借りた、『サンカとともに大地に生きる』がとてもよい本だったので、このたびもこのコーナーから借りてくる。
 じつはブラッドベリがどんな人なのかはじめて目にする人の名であった。
 表紙カバーの折り返しに
 ≪「華氏451度」「火星年代記」「たんぽぽのお酒」などの傑作を生み出し、SFを文学の領域にまで高めた巨匠ブラッドベリ。政治家のゴルバチョフから映画監督のヒッチコック、ミュージシャンのデビッド・ボーイまで、愛読者は幅広く、現代の文化・社会に与えた影響は計り知れない。・・・・・≫というふれこみで、「華氏451度」というのは聞いたことがあるような気もするが、知らないのは私だけかもしれない。
 なにしろ400ページの本だから、へーそんな風に考えているの「すごい!」というところを少々抜粋しておく。
 ≪ウェラー では、死後の世界を信じますか?
  ブラッドベリ 魂っていうのはメタファーとしては言えることだ。生きている人間は、細胞の原形質に生命エ ネルギィーが組み込まれてるから、生きて働くんだろう。でも、子宮内の受精した卵子は、ごく小さな原形質の 塊でしかない。まだ何にもない。ところがどこかで目を一つ作れってことになって、もう一つ作ることにもなっ て、耳ができて、身体になって、生きてる赤ん坊が羊水の中にいて、へその緒から栄養をもらっている。ただの 精子と卵子だったものが、いきなり子供として現れてるんだ、大変な奇跡じゃないか。細胞にそんなことをさせ るエネルギィーが、細胞のどこにあるんだろう。まったくミステリィーだよ。わからないんだ。わからないこと を聞いても仕方ないから、未来のことでも考えよう。
  ウェラー 「奇跡」というと、神の力のようなものを考えるかもしれませんが。
  ブラッドベリィー もちろん、もちろん、ただ、そういう言い方をすると、人間に似たような神様を考えてし まう。そうなると違うな。そういう神は居ない。宇宙が力なんだ。宇宙があって、その中に僕らがいて、全体と してのエネルギィーの構造ができている。なぜ、どうして、なんて言ってはいけない。ただ存在するのみ。≫

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コメント
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こんにちは♪

ご訪問ありがとうございます

「ブラッドベリ、自作を語る」検索して見ましたが難しそうな本ですね~
元来本は好きなのですが今はとても読む時間取れません

料理・ブログ・4わんずの世話だけでいっぱいいっぱいです
ブログを止めた時にはゆっくり本を読みたいです
今唯一読める時間病院の待ち時間のみです
2012/07/19 10:39  | URL | はやとうり #-[ 編集]
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 こちらこそご訪問ありがとうございます 。
 二月ぶりにお会いしたお姉さまはいつものようにお元気そうでした。
 会に集われている方々も皆さん優しい方ばかりなので和やかに過ごせた幸せなひと時でした。
 
 そうめん南瓜は実家でほかの野菜同様たくさん作っており、酢の物は母の得意料理の一つでした。
 こちらのスーパーではほとんど見かけません。
 
 ブラッドベリのこの本は、最初三分の一くらいまでは、ブラッドベリを知らない私には、週刊誌を読んでいるようであまりいい読み物とは思えませんでした。しかし、「宗教について」、「芸術、書物の趣味」「政治について」と読み進んでいくと、大変な哲学を持っている人だと気付かされました。それにしてもその後もゆっくりゆっくり読んでいます。
2012/07/19 20:59  | URL | 深山あかね #-[ 編集]
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