『朝顔の音』
2007/12/02(Sun)
玄侑宗久の『朝顔の音』を読む

これは、『中陰の花』という本の後半にある短編小説。

コンビニで働く女性の話である。
商品を搬送してくる運転手に好意を抱き関係を持つようになる。
そのために過去を整理しようと考える。
過去とは二度も強姦にあい二度目には子どもが出来てしまう。
その子どもを産んで山林に遺棄する。
警察に逮捕され、生まれたとき子どもは生きていたのか死んでいたのかが問題になる。
自分でも生きていたかどうかの認識が出来ていない。
不起訴にはなるが、その後、子どもが生きていたかどうかが自分でも気になって仕方がない。
職場の友達に教えてもらった「霊おろし」をするという霊媒師を尋ねる。
「毎日北東の方角に水をあげて、今降りてきた御霊を供養してあげなさい」
と言われ、気持は清算できる。
それをきっかけに運転手に過去自分が子どもを産んだことがあることを告白をする。
運転手も妻がいることを告白する。
ショックから、彼から貰って育てていた朝顔をすべて引きちぎってしまうという話である。
『中陰の花』どうよう霊媒師が出てきて霊に出会う話だ。
『中陰の花』よりは話がすっきりとしていてわかりやすい。
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