カバヤ食品(株)岡山本社工場見学
2014/07/17(Thu)
 昨日7月16日水曜日、夫とふたりで、カバヤ食品(株)岡山本社工場見学に行ってきました。
 製菓会社のカバヤが以前、昭和27年から29年までの3年間、キャラメルの箱の中に入った「文庫券」の点数券で50点集めるとカバヤ児童文庫のタイトルを希望してかばや本社に郵送すると希望の本がいただけるという、キャラメルの販売促進キャンペーンを実施していました。
 このたび、そのときの児童文庫のなかの、ラフカディオ・ハーンの『耳なし芳一』の序文を見せていただくためにお願いをして、午後2時から訪問、あわせて工場見学などもさせていただくことになりました。
 午前中は、岡山市内を見学しました。
夫は昭和24年から25年、当時4歳から5歳の1年間、弟が生まれてくるために、当時岡山駅近くに住んでいた伯母に預けられていました。伯母のお店は、カバヤのいくつかある社屋の真ん中辺りにあり、懐かしく思い出だしていましたが、現在会社は岡山市北区御津野々口に移転しておりました。
 もと、カバヤがあった、岡山駅南の数箇所と、伯母夫婦の果物屋のあった場所を「ここ!ここ!」と説明してくれる夫は、いきなり元気になり、そのうれしそうな様子は幼児のようでした。駅の北にあるアーケードのある長い奉還町商店街ではじめて浴衣を仕立ててもらった呉服屋を見つけたときもそうでした。そうして、駅を南北に抜ける怖い地下道が、照明などは立派になっていながらいまも残っていたのを見つけて、南にくぐって渡ったときも、怖がる自分の手をぎゅっと握っていてくれた伯母のことも思い出してとても懐かしそうでした。
 そのあと、やはり当時の「カバヤ児童文庫」図書収集に力を入れている県立図書館を訪ねて「カバヤ児童文庫」を見せていただきました。そして、県立美術館にも行き、当日から展示開始の川端康成関連の美術品をみました。
 早めに山間をたどってカバヤへと向かい、途中、ガソリンスタンドで真向かいにある「一休」が美味しいと教えていただき昼食をとりましたが、そのおいしかったこと。よほど外食に満足しない夫も大満足でした。
 いよいよ、幾棟もの美しい白い工場のある本社に到着。正門で、受付をすませ、玄関に向かいますと晴れ渡った青空の前庭で、真っ赤なかわいいかばの形をした車が大きな口をあけて迎えてくれました。おそらく、午前中は、どこかの小学生が課外授業でバスを連ねて見学に訪れ、この車の周りで記念写真を写したりしてにぎわったに違いありません。
 連絡をしておいた広報課の若い女性に迎えられ、夢のようなお菓子の工場ラインを上から全体が見渡せる大きな窓をとおして見学いたしました。おまけ玩具の楽しい展示、懐かしいこれまでの製品の箱などの展示の数々、「カバヤ児童文庫」はもちろんのこと、当時の「カバヤ児童文庫」をのせたカバの形をした車や、一緒に開かれていた移動動物園の飾り立てたトラックなどのレトロなパネルの展示なども見学いたしました。
 11月まで見学予定で日程が詰まっているのに、たったふたりの訪問者にここまで丁寧に案内をしてくださった広報課の親切な職員の方に深く感謝いたしました。
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コメント
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 カバヤキャラメル食べたことがあるようなのですが、文庫本の頂けるカードには全く記憶がありません。覚えているのはグリコキャラメルとおまけです。カバヤのお菓子は主に関西方面で売られていたように思えます。
そのカードを一生懸命集めた時代があるのですね。
「カバヤ児童文庫」表紙など見ることが出来ましたら、想像が膨らむのですが。其れはともかく、ご夫妻でカバヤ工場の見学に向かわれたとは、素晴らしい行動力だと思います。
なお、ご夫君が叔母様の家で過ごした少年時代のことなど、霞さまの以前のブログで拝読しています。
遠い思い出が自然に浮かんでくる景色や町や川の流れ、なんとなくですが少し解るような気が致します。
2014/07/18 17:08  | URL | みどり #-[ 編集]
- みどりさんへ -
 カバヤ児童文庫がもらえたのが昭和27年から29年といえば、私は3歳から5歳です。それに田舎でしたからご縁がありませんでした。裏山で出会う山口市出身の方、奈良の法隆寺の前のほうの出身という方と夫が覚えておりました。最近は女の子のカバの車もできていて、東京にあったのが現在は東北の被災地を回っているようです。
 ときどき、いろんな人が誘ってくださるのですが、夫婦ともわがままなので、ふたりでの旅が十分に堪能できていいと思っています。
2014/07/18 23:39  | URL | 深山あかね #-[ 編集]
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