『心』
2014/08/13(Wed)
小泉八雲著・平井呈一訳編 『心』 を読みました。
副題として日本内面生活の暗示と影響とあります。
☆「停車場で」
★「日本文化の真髄」
☆「門つけ」
☆「旅日記から」
☆「あみだ寺の比丘尼」
☆「戦後」
★「ハル」
★「趨勢一瞥」
★「因果応報の力」
☆「ある保守主義者」
★「神々の終焉」
★「前世の観念」
☆「コレラの流行期に」
★「祖先礼拝の思想」
☆「きみ子」
 これら15作品がありますが、☆印の作品はすでに平川祐弘・河島弘美・仙北谷晃一・田代三千稔訳で読んでいるので、このたびは、これらは読みませんでした。★だけを読みました。
『心』は、1896年(明治29年)にボストンのハウトン・ミッフリン書店、及びロンドンのオスグッド・マックイルビィン書店から同時に出版されたのだそうです。
 ハーンは明治23年4月に日本に来て、9月より松江中学校と師範学校に勤め、明治24年11月より熊本第五中学校に転任、明治27年10月より神戸クロニカル紙の論説記者となります。翌年28年1月には眼病のため退社するのですが、『心』の大部分はこの神戸時代に書かれたものと、熊本時代に書かれていたもので、他の作品から漏れていたものが付け加えられたのだそうです。
 教育者という立場から、一西欧人の論説記者という立場になっての文章のちがいを感じることがあるのはそのせいでしょう。
日本の神道、仏教によって形成された日本人のものの考え方や感じ方や気質を、キリスト教や進化論、西洋哲学に比較して考察を深めていくさまは圧巻です。
スポンサーサイト
この記事のURL | 未分類 | コメント(0) | TB(0) | ▲ top
<<「日本文化の真髄」 | メイン | 教科書の訂正について>>
コメント
コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する


▲ top
トラックバック
トラックバックURL
→http://yamanbachindochu.blog106.fc2.com/tb.php/675-b4858526

| メイン |