『日本はなぜ「基地」と「原発」をとめられないのか』 (2)
2015/01/01(Thu)
 新年早々この『日本はなぜ「基地」と「原発」をとめられないのか』を読んだことは、おおきなショックです。
 戦後のアメリカによる統治時代を今にひきつぐ現実を知れば、膨大な国税を使って、世界各国を訪問する安部総理大臣が裸の王様にも見えてきます。
 国民の重要な課題、基地問題と原発問題、戦争をしない国日本への願いのいずれもが日米協定に関係しています。これを、総理大臣主導に見せるのは、これらあらゆることに、必要があると思わせることなのだと思わされます。それはとりもなおさず、中国や韓国や北朝鮮の近隣諸国の神経を逆なでし、緊張関係を構築することなのだとも。電力は原発以外の発電の開発はしても、それは原発のない国、あるいは脱原発を決意した国向けのものであって、国内では、いろいろな理由をつけてコスト高で使用できないような法律が次々作られていく可能性を示唆します。どんなに日本人が節電をして原発が不要になったとしても廃炉への道はアメリカが決めるのです。コスト高で生産されるあらゆる国内産業での製品は国際競争についてゆけなくなる可能性を示唆します。
 このような国情を知りつつ、「脱原発」を掲げて都知事選に立候補した細川・小泉元総理大臣にはどのような目算があったのでしょうか?その胸のうちが今とても知りたいと思っています。
 最後のあたりに、平井健太さんという方の「原発がどんなものか知ってほしい」というタイトルの手記についての記事があり、そのなかの、「北海道の少女の涙の訴え」という記事が転載されてありました。
  泊原発の隣町で現地の教職員組合主催の講演会に参加した中2の女の子が公演が終わって質問を受けたときの訴えです。
  《「今夜この会場に集まっている大人たちは、大うそつきのええかっこしばかりだ。・・・・農薬問題、ゴルフ場問題、原発  問題、なにかと言えば子どもたちのためと言って、運動するふりばかりしている。原子力発電所のあるイギリスのセラ   フィールドでは、白血病の子どもが生まれる確率が高いということは、本を読んで知っている。・・・原発がそんなに大変  なものなら、いまごろでなくて、なぜ最初につくるときに一生懸命反対してくれなかったのか。まして、ここにきている大   人たちは、2号機もつくらせたじゃないか。だから私はいままでの倍、放射能を浴びている。なんでいまになってこのよ  うな集会をしているのか意味がわからない。もし私が大人で自分の子どもがいたら、命がけで体を張ってでも原発を止  めている。・・・女の子どうしではいつもその話をしている。結婚もできない、子どもも産めないって」》
このことは、私たちも若い人たちからよく突きつけられています。
 「子どもを産めですって、生める状況ならいわれなくても産みますよ。これは生きとし生けるものの本能ですから。選挙?いまさらいってどうする。茶番ですよ。こんな世の中、自分がどうして生き延びるか考えるのが精一杯ですよ。」と

 

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コメント
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中2の女生徒が大人の嘘を暴いています。大間も作られたらお終いです。
2015/01/08 11:38  | URL | かわぐちえいこう #-[ 編集]
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 私たちは親世代が生きた戦前戦中戦後について、親よりよく理解していると思って生きてきたように思いますが、原発のない国土がどれほど価値があったかと口惜しがる中2の女性徒も、私たち世代の置かれている状況や価値観をしっかり知ってしまっていたのです。
2015/01/08 16:38  | URL | 深山あかね #-[ 編集]
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