『鈍感力』
2007/12/21(Fri)
渡辺淳一の『鈍感力』を読む。

話題になっていた頃から読んでみたいと思っていた本だった。
あっという間に読める本だった。

鈍感であれば、編集者から、原稿をつき返されたり無視されても、平気で書き続けることが出来る。
才能があっても、このことにくよくよイライラして書かなくなって、みすみすチャンスを失う人もいる。というのが【其の壱】ある才能の喪失

大学病院の主任教授が、手術の最中、ぶつぶつ小言を言う。そのために落ち込んで自棄酒を飲んだりしている部下の医局員がほとんどだが、一人小言のたびごと「はいはい」と合いの手を入れて、まったく気にしない鈍感な医局員が後に立派な外科医になったというのが、【其の弐】叱られ続けた名医

鈍感でいると自律神経に必要以上の負担を強いないためにいつも血管が開いて血の巡りがよく健康が保てるというのが【其の参】血をさらさらと流すために

視覚・聴覚など、見えすぎ・聞こえすぎは精神の衛生面でもマイナス。悪すぎるのには、眼鏡や補聴器などがあるが良すぎるのはどうしょうもない。鈍感なほうがよいというのが【其の四】五感の鈍さ

生きとし生けるもの睡眠が大事。すぐに寝れてすぐ起きれて、というようになることが大事。「下手な考え、休むに似たり」でくよくよ考えないことというのが【其の五】眠れる大人

ほめられたら、迷うことなく「図に乗り、調子に乗る」そして未来に向かって大きく羽ばたけというのが【其の六】図にのる才能

雑菌でも気にせず食べて腸内雑菌を増やし、外から入ってくる菌に抵抗力をつける。少々腐ったものを食べても下痢や腹痛を起こさないほうが良いというのが【其の七】鈍い腸を持った男

とかく女性は口説かれるのが好きな生きもの。一度や二度あるいは三度断られてもへこたれずに口説く。この鈍感力が必要というのが【其の八】の愛の女神を射とめるために

結婚は一組の男女が「一時の熱情にかりたてられて一緒になり、ともに狭い部屋に棲むこと」すぐにお互いの欠点が目に付き鼻につくようになる。鈍感でなければ維持できないというのが【其の九】結婚生活を維持するために

癌の原因として、最近、注目されてきたのが自律神経説。自律神経が変調をきたすと癌になりやすい。自律神経に変調をきたさないために鈍感でいようというのが【其の十】ガンに強くなるために

女性はあらゆる面で男性より優れている。それは、鈍感に作られているからというのが【其の十一】と【其の十二】女性の強さ

友人や会社の同僚による嫉妬や中傷、嫌がらせを受けてもぴりぴりせずのんびりゆっくり考えて、相手の気持ちを察してやる心の広い鈍さこそが生きていくうえで大きな力になっていくというのが【其の十三】嫉妬や皮肉に感謝

二人がいつまでも仲良く愛し合っていくためには、相手を許して鈍くなるこの鈍感力が恋愛を長続きさせる恋愛力になるというのが【其の十四】恋愛力とは?

さまざまな不快さを無視して、明るくおおらかに生きていける。こうした鈍感力を身につけた人だけが集団のなかで逞しく生きていけるというのが【其の十五】会社で生き抜くために

どんな人間関係にも、社会状況・自然状況にも容易の合わせていける、この環境適応能力。其の原点となるのが鈍感力。というのが【其の十六】環境適応能力

母親のお乳を飲ませる行為、見方を変えれば、女性としてはいささか放恣な、だらしない姿、どんな女性も母親になると鈍感になる。鈍感力を身につけなければ子供は育てられないというのが【其の十七】母性愛この偉大なる鈍感力

よくわかりました。
今日からきっと鈍感力を身につけ逞しくしたたかに生きてまいります。

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