第178回 「広島ラフカディオ・ハーンの会」参加記録
2015/06/08(Mon)
 6月6日(土)、第17回「広島ラフカディオ・ハーンの会」へ参加いたしました。
 このたびも、夫は欠席で、ひとりで参加いたしました。まだ、参加するほどの気力が湧かないようなので、仕方ありません。早く元気になることを願うばかりです。
 今回の参加者は、14人でした。(これまでで参加者を数えたのは初めてですが・・・)
 先日安田女子大学で行われた英学史学会に、鉄森さんが電話でわざわざ誘ってくださったときに、私は仕事で参加できない旨をお伝えし、英学史といえば興味をもたれるのではないかと思える本を今度のラフカディオ・ハーンの会にお見せしますと約束した“SAITO’S IDTOMOLOGICAL ENGLISH-JAPANESE DICUTIONARY を持って早めに参加しました。
 いつものように、準備してくださる10枚つづりのニュースを配布してくださいましたので、さっそく目を通しはじめると、斉藤秀三郎の名前があります。「どこかで聞いたような・・・」と思い、さては・・・と鉄森さんにお見せするために持参した辞書の著者であることを思い出しました。
 夫の義理の妹の和子さんが、実家にあったので・・・と分厚い本を2冊くれました。1冊は、厚みが10センチをすこし超えるという分厚さで、昭和17年発行の工業材料便覧(金属)の改訂増補版で、定価11円。 もう一冊が同じ大きさで、その半分くらいの厚みの斉藤秀三郎なるこの辞書でした。
 さっそく斉藤秀三郎について、ネットで検索し、市川三喜も教え子であることや、彼にまつわるエピソードの数々を読んで、やりかけの「旅日記」のdaintestから 引き始めました。私は英語が全くわからないので、たまに原文を訳すときは、結局引いたあとから後から忘れるのですが、いつもほとんどの単語を引きます。この辞書は、発音記号がなく発音がカタカナで書いてあります。アクセントをつける音は太字です。一度でも正確に発音できることは私にとっては夢のようです。[ィーンティスト](形容詞の最上級の単語は出ていないので自分で勝手に発音するのですが)何とすっきりするでしょう。大いに気に入りました。昨年買ったばかりの辞書と併用します。和子さんにどんなに感謝したことでしょう。
 気に入りの辞書を、その場で風呂先生に紹介すると、初版本でもあるので、大切にするようにといってくださいました。勿論そのつもりです。
 当日の課題作品は、ハーンの日本での出版作品では、『東の国から』・『面影』につづいて三作目の『心』のなかの「4 旅日記から」、その一、1895年4月15日 大阪―京都間の車内で、です。
用意してくださったプリントの上に、
《これはハーンの「旅日記から」という、時間と場所の書き込まれた文章であるが、身辺雑記のなかにも彼独特の日本文化論がうかがえて面白い。こういう素材を基にしてハーンは創作や論考を進めたのだろう。》
と、内藤誠篇著 『外国田古き良き日本』 講談社インターナショナル, 2008年“心”の解説の抜粋が当てられています。どんなつらいときや悲しいときでも、周りの人を不愉快にさせないための、自分というものを殺し、笑顔を向けるという自制心について語り、当時の日本人のありようを論じているという作品でした。
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