雨蛙おのれもペンキ塗り立てか
2015/09/14(Mon)
 9月14日(月)晴れ 今日の日記です。
 午前中はIさんとIさんの畑仕事をしました。私は、大きな畝を4本作り、最後畦との間を耕して韮の床を作りました。Iさんは、私が畝を作る途中そのなかに石灰を入れたり、堆肥を入れたり、ほかのところをならして大根を植え、韮を植え、忙しく立ち働いていました。かぼちゃと、人参と、ジャガイモを収穫して帰りました。私が造った畝を見て、Iさんは、お百姓さんの畑みたいになったねと喜んでいました。そうです。私は元は百姓なのです。
 帰って、夫に鍬をなおして貰って、夫が作ってくれたしめ鯖のお酢でつくったお寿司を食べて、1時間たらずお昼寝をしました。なにしろ4時過ぎに起きたのですから・・。
 午後、3時から6時まで児童館で勤務しました。
 今日は、児童館担当の仕事でした。早めに行ってみると、パソコンをインターネットにつなぐ作業に業者が来ていました。9月末にアドレスをもらうので、それまでにすべての児童館でこの作業を終わらせるとの事です。
 3時30分頃子どもたちが学校から帰ってきます。月末の日曜日に小学校の体育館で開かれる地域のふれあい祭りに児童館からも毎年出し物をします。今年は、参加する子どもたちが、「ちゃっきり節」をならって発表します。1年生から6年生までで強制できませんから、どうなることかと思っていましたが、3人くらいとてもいい感じで踊れる子もいて、なにより、上手になろうと一生懸命でなので、教える方も熱が入っていました。昨日は6時間の日曜日勤務で子どもたちの浴衣の揚げをするのを手伝ったりしましたが、今日は出来るだけ浴衣を着て躍らせると言うことで、着付けを手伝い、指導を手伝いしました。
 先ずほとんどの子が着物の前裾がはだけます。はだけないようにする所作についての指導があります。この訓練が女の子を美しい日本女性にしてゆくのだとつくづく感じました。
 踊りの指導にこられている先生に、そう申しますと、先生は日本人が日本人の良さがわかっていないのですから・・、といわれました。明治の中ごろ日本に来て盆踊りを見て感動して英文でそのことを本にしたため西欧に日本文化を紹介した人に小泉八雲がいます。今度その本の日本語訳をお見せしますと申しましたら大喜びしてくださいました。
 つぎに、挨拶をする子の指導です。「ちいきのみなさん、きょうは・・・。」ダメ! ドレミのミの高さからはじめる。「ちいきのみなさん、きょうは・・・。」ダメ! 「ちいきのパンみなさんパンきょうはパン」間に手拍子一つを入れる。「ちいきのパンみなさんパンきょうはパン」ダメ! 2音目ちいきのの「い」、みなさんの「な」、きょうはの「は」にアクセントをつける。「ちきのパンみさんパンきょうパン」ダメ!口角を上げないとことばが口ごもる。。「ちきのパンみさんパンきょうパン」とてもきれいな挨拶になりました。
 練習が終わると、3年生のKさんが「先生!芥川龍之介の雨蛙の俳句がある教科書持って来たよ」とこっそり教えてくれました。一瞬何のことやら、あっ!「ありがとう!見せてくれる?」
 「雨蛙おのれもペンキ塗り立てか」ほんとだ「ありがとう!」思わず彼女を引き寄せて抱きしめました。Kさんは最近誰かをのけ者にして陰湿にいじめるので、皆から怖がられています。ほかの子がかわいそうなので叱ったこともありました。何か満たされないものがあるからこのような行動に出るのではないかと思ったりします。ある日、俳句か、芥川龍之介だったかの話になったとき、多分こうだったと思うとこの俳句の話をしてくれました。彼女はこの様に話がしたいのに、お母さんが幼い妹たちのために手が取れないのではないかと思いました。Kさんの思いがけないアプローチを学童保育担当の先生に報告すると、「それで国語の教科書を持ってうろうろしていたのですね。」とニッコリでした。
 夜はIさんが退院祝いにくれた賀茂鶴の純金箔入を二人で美味しくいただきました。

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