第184回「広島ラフカディオ・ハーンの会」参加記録
2015/12/22(Tue)
 このたびは、午前中仕事が入っていて、5分くらい遅刻してしまいました。
 みなさん、恒例の会はじめの“Believe Me”をテープにあわせて合唱されておりました。
 さっそくたくさんのプリントを渡してくださり、このプリントのなかには、“Believe Me”「春の日の花と輝く」の楽譜がありました。いま、これを開くと結構うれしくて、これをみながらなら、音痴のわたくしでも、多少音符の上がり下がりどおりに上がったり下がったり歌ってしまいました。こんなときは、ピアノを娘に持っていかれたことが少し恨めしくもあります。
 いつもは開会までに書き取っている板書もあわててとり、いつものとおり風呂先生のお話に熱中しました。
 風呂先生は東京に行かれて、御用の途中、救急車で病院に行ったことを話されました。以後どんなことが起こって、会員に迷惑が及ぶかもしれないと予測してのお話だったようにお見受けしました。私などは、連絡もせず遅刻してしまったのですが、先生の会員への心配りに敬愛の情を抱くと共に、先生の健康が心配です。
 ハーンの会のニュースには、3枚にわたって稲垣明男氏による、ハーンの所蔵だった「朝日」の掛け軸の写真とお話がありました。小泉家からいただいた、ハーンが好み、亡くなる日にも掛けられていたという掛け軸が、度重なる引越しで、行方知れずになっていたのが、稲垣明男氏のお姉さんのお宅の天袋から出てきたとのことで、それをハーンを顕彰してくださる人たちにご披露できたことの喜びなどです。
 今年の暮れは、私たちのブログでも天袋からの掘り出し物の話題があり、みどりさんが太宰治の全集が出てきたといって、研究書と共に贈ってきてくださいました。我が家の天袋にはろくなものはありませんが、よそさまでは大変なものがでてきそうです。この掛け軸の絵のなかの空間というのは、不朽のものを感じさせますが、静寂な木々の梢の木陰にあっても、鳥など横切り動くものがなければ、一幅の絵として感動を与えられるものではないと、何かで読んだ記憶がありますが、この絵のなかでも鳥が集団で渡っているからこその趣があります。
 夜は、忘年会が「多津満」で開かれました。向かいに座られている田中先生とお話ができました。田中先生が熊本大学によくお出かけになっているお話は聴いていたような気がして、ちょうど私も、いまのところ熊本大学のハーンの顕彰会が出版されている本を中心に読ませていただいておりましたので、そのなかでのお話を伺うことができました。私が通った高校のエリヤについて若いころ研究されていたこともお話してくださいました。帰りに光栄にも風呂先生をお送りさせていただくことができました。風呂先生のお話のなかで、近代の小説家は翻訳をとおして、自分たちの見方・考え方の表出方法をみいだし作品ができているのではないかときづかされました。当然といえば当然だと思えるのですが、このたびお話をさせていただくことでやっときづくことができたのでした。
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コメント
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 年の瀬にも係わらず、よく読書なさいますね。私などアレコレ家事に追われ、本に目が行きません。
 奥の部屋の天井一隅にカビが生えてしまい悩んでおります。昨年窓の周辺を工事して以降、どこかに雨水が浸みて来るらしく、我が家に止まらず、階段全ての部屋に酷い結露とカビが発生し、対策に悩まされております。脚立を買いましたので、いつ綺麗にしようか?と考えるのですが、天井ですから、怪我をしてもと気が乗らず半分諦めの心境です。家人は胃の手術と坐骨神経痛で脚が弱まり、何も役に立ちません。
 ふすま貼りから壁の塗り替えまで、元気で行っていた私ですが、最近はこうした事が出来ずにおります。出来ないと言うよりやる気が湧きません。
天袋の掘り出し物は、脚立のおかげです。
「こんなに便利なら早く買えば良かったわ」と、可笑しくなります。かなり高いところも平気でよじ登れた私ですから、70歳もかなり過ぎて、初めての使い勝手でした。
ひとつのダンボールに、10代の頃のラブレターも入っているだろうと思われます。今回は箱を開けずに、そのまま又押し込めて置きました。再読したい気持ちも微かにありましたが、毎日することが多く、過去に浸っている場合ではないと思い直したのです。
人生長くなりました。最期は整然と逝きたいのですが、未だ欲も見栄も続いておりますから、来年も同じようなことの繰り返しとなりそうです。
2015/12/23 11:28  | URL | みどり #-[ 編集]
- みどりさんへ -
 何はさておき本が読みたいという願望があるのですが、仕事がない日は、2時間と少しを掛けて、裏山登山で13000歩前後あるきます。
 そして何やかやと雑用をして、訪問者などがあると、何かと準備や後片付けがあり、日が暮れてしまいます。よる少し本を読みかけるとすぐに消灯をして寝てしまいます。夜中に目が覚めて読むことが多いのが最近の習慣のようになってしまいました。これでも、我が家にも正月が来るだろうと、のんきに構えています。
 みどりさんの天井のカビは、隙間風がなくなって結露がひどくなったせいではないかと夫が言っています。我が家などは隙間だらけで、それでもストーブを焚くと夫が気分が悪いと厚着で過ごすことも多いです。布団のなかで、起き上がったらやることをメモしておくと、それをやりきるのに、寒いと感じる暇がありませんので、そうするようにして、過ごしています。
 太宰治は、研究書と平行して読むと、理解が一層深まり楽しめています。ほんとにありがとうございました。
 昨夜は漱石の『三四郎』を読みはじめましたが、みどりさんからいただいた石垣綾子の本のなかに、彼女のお父さんの田中三四郎から、タイトルをつけたという部分を思い出して読んでいます。しかし、この本は、地方に住んでいる私には退屈で、昔は若いから読めたのだろうと思いながらの読書です。
2015/12/23 19:11  | URL | 深山あかね #-[ 編集]
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