『鈍感力』
2016/07/07(Thu)
 渡辺淳一著 『鈍感力』を読みました。
 集英社から出版。この本が2007年2月に初版、同年7月の第16刷となっていますので、日本国中に広く読まれていそうです。
少し前、やはり渡辺淳一の『化身 上』を読みましたが、そのなかに、鈍感であることの重要性について二箇所にわたってていねいに述べられていました。
 どのような場面だったかについては覚えていませんが、鈍感なわたしがますます鈍感になっていることがいささか気になっている昨今、彼の著書に『鈍感力』というのがあることに気づき、図書館で借りてきたのでした。
 『鈍感力』が、シャープな人とか繊細な人とか言われているより、どれほど体にも心にもさらに子孫の繁栄にも家庭生活にもいいかということが、手短に述べてあります。著者が医師だったこともあって、それなりに説得力もあります。
以前高校生の夏休み前でしたか、修学旅行のための健康診断のあと、胃潰瘍治療ということで、受け持ちの先生の友人の病院に40日間強制入院させられました。21歳のとき、いざ結婚しようというときに、夫にやはり胃潰瘍治療ということ県病院に強制入院させられました。自分としては、元気いっぱいで、普通に暮らしていたのですが、私に責任を持たされる立場の人からすると、胃潰瘍の症状は急を要するように思えたのでしょう。ところが、結局入院しても、長い休養があっただけで、胃潰瘍は治らないということがはっきりしただけでした。
 だったらと、私が考えたことは、本気で鈍感になり、考えすぎないということでした。
 これは簡単にできることで、なにごとも自分なりに誠意を尽くして、あとは問題が起こったらそのとき善処すると考えることです。それで胃潰瘍はすっかり治りました。
 このことが、この『鈍感力』では、そうです、ストレスが胃潰瘍の原因だということは実験済みです。だから鈍感になって胃潰瘍を治し、健やかに暮らすのがよいでしょう。と言ってくれているように思えるのでした。
 そんな本でした。
 図書館で、『化身 下』を探してみましたがありませんでした。『化身 上』はいただいた本のなかにあったのでしたが、『下』はありませんでした。読んでいるうち、もう下は読まなくてもいいということになったのでしょう。私もそう思うことにして、この『鈍感力』と『ギリシャ神話』と『白洲スタイル』の三冊を借りたのでした。

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