第191回「広島ラフカディオ・ハーンの会」参加記録
2016/07/09(Sat)
 今日はぼやぼやしていたら、時間きりきりの出席になってしまいました。
 部屋に入るなり妙齢のご婦人がいつも私が座らせていただくところに座られていたので、感動しました。三島さんがそのとなりへといってくださったので妙齢なご婦人と三島さんの間に座らせていただいてすぐに開会になりました。

 この妙齢のご婦人が、前回風呂先生から予告のあった『黒い蝶』に何かかかわりのある桑本仁子さんだということはわかったのですが、休憩を終わって、桑本さんのお話がはじまり、桑本さんが『黒い蝶』の著者のお孫さんであるということや、それを英訳されて出版され、さらに昭和30年代に出版されたものを、現在の読者に読みやすいように修正を加えて新しく出版された方だという、その才媛さがわかってくるとますます感動いたしました。
 さいごに、本を購入された方から、本にサインをという声が上がったとき、これは祖父の書いたものなのでサインはいたしません。そうしています。ときっぱりといわれました。また、三島さんから、語り部などされたら・・・。とのお話がありました。しかし、私は帰りながらずっと考えました。『黒い蝶』をとおして考えられたことや、そのほかのことについて、それこそエッセイのように書き留められて本にしていただけたら私が一番の読者になりたいと。
 謙虚なお話の中にも、自分の意見もはっきりと述べられました。そのことにとても好感が持てました。
 私たちが、戦争や核や核兵器や外交や教育や福祉と、考えなければならないことは能力の範囲を超えてたくさんあります。その中の一握りのことでも、きちんと書き留めることが必要だと思えます。この方なら書けるとの思いを強くしました。

 そして、寺下さんの「オバマ所感」の掘り下げた発表にみなさんとても深い思いをされていました。資料もあり、三島さんも解説してくださったのですが、寺下さんの核心に触れた微妙なコメントがまったく聞こえずとても残念でした。あとで寺本さんとお話できて、難聴のことをはなし、残念だったことを伝えました。自分が話して、そうですといってくださると、まあ納得できるかもしれないと、夏目漱石の「教育と文芸」という講演記録の内容をお話させていただいて、このようなことですかとお尋ねすると、「そうです」といってくださいました。30数年前に読んだことなので、かえってもう一度読み返そうと思いました。
 いつもは、沢山いただいた資料をもちかえってすべて精読してあと、参加記録を書くのですが、今日はとても充実していたのでまずはその感動を書きしるし、このような企画をしてくださった風呂先生に深く感謝したいと思います。
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