福田頭(ふくだがしら)登山
2016/07/21(Thu)
 作日、福田頭に8人で登ってきました。
 5月5日に白木山に上って以来の登山です。
 皆さんは、時々登っておられたのですが、わたしは日程が合わないなどで何度か置いてきぼりでした。あまりにもかわいそうに思われたのか、私の日程にあわせてくださっての登山計画になりました。おとといの裏山散歩のとき、「20日に行こう」といってくださり、大喜びしました。ところが、それから我が家に近づくにつれ気分が悪くなり、家にたどり着くや、寝込んで、夫に栄養ドリンクを出してもらって飲み、2時間半動けませんでした。起き上がれるようになったものの、食欲もなく幾つも作り置いていた牛乳ゼリーばかりを食べ、極力ゆっくり家事や仕事をして過ごしましたが、19日の夜は、不安で眠れませんでした。
 いつもは9時頃の集合ですが、昨日は、7時10分に集合でした。早朝から弁当作りをして、集合場所まで車で間に合ったときにはほっといたしました。
 そこからはいつもの安定したハンドルさばきの羽柴さん運転の車に乗せていただいて、中国縦貫道を県北庄原へと向いました。  庄原から比和へ、432号線をづっと走ってそれから福田頭登山口に到着しました。さっそく木陰の中を登り始めると、深山カタバミが優しい姿を見せています。谷の流れを足元に気をつけながらのぼり、谷からそれて急傾斜地を登り始めたとたん、1メートル前後に育った榧の木の枝先にビー球くらいの実がいくつかついています。徳川家康がこの実からしぼった油で揚げたてんぷらを食べ過ぎて死んだというこの実を見たのは初めてです。夫に見せようと一枝失敬いたしました。今年になって、大きな榧の木から落ちてきた美しいカヤランを拾ったりして榧の木は私たちの登山をわくわくさせてくれました。草イチゴが赤く熟れていたのも採取して皆さんにも「食べられるの?」と疑われながら分けて食べていただきました。葉っぱの上に実をくっつけた植物を「これは花いかだ」と教えていただきます。笹ゆりの咲いていたらしいあともあります。頂上近くになって巨大な鳴子ゆりにも出会いました。このような植物を楽しみながら、1253メートルの頂上に登ったときは、とにかく皆さんに迷惑をかけずに元気で登れたことでほっといたしました。
 定年退職して沢山の山に登ることができましたが、1000メートルを越える山は初めてで、しかも、1253メートルです。見えるものは山ばかりですが、その奥行きの深さにほんとうに今までとは違うという感じを受けました。登山そのものは岩場などはなくしんどくはないのですが、頂上の植物も昆虫もまるで違います。
 頂上ではトンボがいっぱいいっぱい飛び回っています。お弁当を食べているとズボンの上にも止まって、お弁当を覗き込んでいます。そして美しい蝶たち。大きくて速くとぶクロアゲハチョウ1羽、水色が美しいアサキマダラ1羽、ミドリヒョウモンのオス1羽とメス1羽、夏型のキアゲハオス1羽メス1羽、モンシロチョウ1羽に8人が昼食に加わりました。なんと言っても今日の主役は、咲き誇るフジバカマにとまる、アサキマダラです。皆がそれぞれ時間をかけてねらってシャッターを押したのですが、玖保さんが羽を広げた一瞬を写されました。
 帰りは比和町の、いまでは廃校になっている古頃小学校の校門の脇にある、この小学校からでる糞尿は、小学校敷地寄贈者のものであるという石碑を見て帰りました。
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