『宮島・伝説の愛と死』
2017/03/08(Wed)
 西村京太郎著 『宮島・伝説の愛と死』 を読みました。
 これは、テレビでおなじみの、十津川警部と亀さんが、犯人を捕まえるというミステリー小説です。
 東京で一乗寺多恵子という45歳の女性が殺されました。同居の一人息子が大学から家に帰って殺されている母を発見。
 母親は、末期がんであと3ヶ月しか持たないとの告知を受けていました。どこか行きたいところがあったら連れて行くというと宮島に行きたいというので、そうすることにして、母親がその準備をしている矢先の出来事でした。
 一乗寺多恵子の夫は、一乗寺渉という作家でしたが、売れるようになるまで、ずっと多恵子が生活を支えていたのに、ようやく売れ出すようになると女を作ったので、離婚したのでした。
 息子の女友達が、彼が疑われているので犯人を見つけようと誘ってきて、二人でなにか犯人の手がかりがつかめそうな宮島に行きます。もちろん十津川警部たちも宮島へ捜査に行きます。
 実は多恵子は、結婚する前年の20年前、宮島から東京の大学に進み就職していた真田浩介という人と付き合っていました。宮島に一緒に行ったとき、二人とも船から海に落ちて、多恵子を助けようとしているうちに浩介が溺れてしまって亡くなるという事故に遭遇していることがわかってきました。浩介はその2年前に広島県議会議員の副議長でしかも老舗旅館を経営している木下雄一郎の娘との見合いの話があり断っていました。気に入っていたのに断られた娘はその後鬱病になり2年後に自殺してしまいました。その県議会議員の副議長は、興信所を使って真田浩介について付き合っている女性がいることを調べあげ、女性がいるのにお見合いをするのは詐欺だといって真田家に怒ってきたこともありました。
 結局、この木下雄一郎が、政治家になりたいという野心を持つ真田浩介を殺していました。そのことがばれないために多恵子に500万の金を渡していたのでした。
 そのことを知っていた県議会議員二代目の息子の木下勝郎は、自分の当選以来そのことがばれることを気にして、多恵子のその後の行方などを興信所で調べていました。そして、近く宮島へ旅行する計画があることをマンションの管理人から聞いて、多恵子を殺害をしたのでした。
 テレビで見ていたら、きっと途中早々に寝てしまって犯人を知ることはなかったでしょう。
 ところが、本で読んだので、解決までこぎつけることができました。
 めでたし、めでたし。の読書でした。
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