『野ブタ。をプロデュース』
2008/02/19(Tue)
白岩玄の『野ブタ。をプロデュース』を読む。

21歳の青年の書いた本だ。
変わった題名の本なので借りてきたものの、最所は「ふん、若者の本なんだ、読み始めるんじゃなかった。」などと思わないではなかった。
しかし、読み進んでいくとだんだん面白い。
そして読み終わってみると結構ショックを受ける。

10ヶ月くらい前、いじめていた子がいじめられるようになって登校拒否になっている例に出会った。
また、親によくくっついて買い物に行っていた子が先輩に出会っているのに気づかなかったために後で先輩にひどいことを言われるので家から出なくなったというような例も聞いた。
ほとんどこの本に出てくる話と同じである。
こんな矢先であっただけにショックは大きかった。

学校現場でのいじめが社会問題になって久しいが、実際にはいじめられている子に気づいた教師は、いじめられている子がそうならないように学級経営をプロデュースしなければならないはずだ。
ということに気づかされる。

しかし、ちょっとしたことで、学校を転向しなければならなくなったのはどうしてだろうと深いふちに落とし込まれる。

作品としては、最後の最後まで力を抜いていない所が若さかもしれないと感じられる良い作品だ。
テレビドラマ化されたようだが原作とドラマはずいぶん違っているという。
是非原作を読むことをオススメしたい。
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